2011年10月03日

ワイルドスピードメガマックス 映画館

ワイルドスピードメガマックス 映画館

 素直に楽しめる映画です。タイトルのとおり乱暴でスピーディなアクションが連続的に繰り返されます。どうやって撮影したのだろう。ものすごい費用がかかっているようですが興行は成功して回収するでしょう。
 ブラジル・リオデジャネイロの急斜面にあるスラムを根城にして、いわゆる義賊(ぎぞく、弱気を助け強気をくじく悪人)が、本物の悪人と悪人と結託した警察職員たちを叩くストーリー運びとなっています。アクションシーンでは、たくさんのスポーツカータイプの乗用車が用いられています。車好きの人たちへのサービス映画です。
 テーマとなる「愛」は、「家族愛」です。血縁関係がある者同士、加えて血縁関係がない者同士でも心が通い合えば「家族」です。古い日本の社会体制を思い起こします。ボスがいて、その下に互いを家族と呼ぶ仲間がいる。古典的です。ときおり、市街地を見下ろすイエス・キリストの大きな像が映し出されます。
 大金庫に保管された大金を奪って山分けののち優雅に静かに暮らすことがそれぞれの目標です。敵対するグループの大将同士の見た目が似ているので、どっちがどっちかわからなくなります。メンバー同士の風貌もなにげなく似ています。だからどうということもありません。銃のドンパチ、腕力のボコボコ、激しい音楽と車の排気音、爆発ありとにぎやかな映画です。どんでんがえしも見事で、気分がすかっとします。
 義賊たちは、「生き方をやり直したい」とつぶやきます。こどもの頃に親を亡くして、家族に恵まれないまま大人になった輩(やから、仲間のうちのひとり)もいます。ボスはいますが、絶対服従ではありません。まず、ボス以外の人間たちはボスの意向に反発します。ボスの態度や姿勢、人柄に納得して、彼らは自分の意思でボスを支えます。各自、主体性があります。心の動きの表現が上手です。
 シリーズものだということは、この映画を見たあとで知りました。
(その後思い出したこと)
 クレジットタイトルというのでしょうか。製作にかかわった人たちや組織の名称等が流れ終わる頃にもうワンシーンが流れます。それは次回作へ続くというきっかけで、舞台はモスクワになるようです。


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