2009年09月14日

レッドクリフ Part1・2

レッドクリフ Part1・2 DVD

 タイトルから、「赤い崖(がけ)」を考えましたが、地名「赤壁」となっていました。中国の三国志の中にある攻防の映画化となっています。西暦200年頃ですから、日本はまだ弥生時代です。滅亡した漢から福岡県志賀島で発見された金印「漢委奴国王」が贈られたのは西暦57年とされています。
 軍師たちの知力を尽くした戦いぶりが描かれていて、集団の動かし方や武器の使用方法などが斬新な発想で感嘆に値します。
 思いつくままに感想を羅列(られつ)してみます。
 天下統一という共通目標あり。しかし、人民のためという名目はうそ臭い。善も悪もない。支配するかしないかはある。
 多数決にあたる軍勢の数はあるが、多数だから勝てるわけではない。
 人間は将棋の駒や囲碁の石であり、自由自在に人殺しが為されていく。
 戦いぶりは踊りや芸能のようです。見たことはありませんが、京劇が基礎になっているのかもしれません。
 感情に流される面あり。意義とか意志は優先される。
 無言のシーンが多い。どう解釈すればいいのか見ていてわからないときあり。
 組織は、内部抗争から崩壊していく。以上です。
 壮大な娯楽作品で満足しました。

この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t42120
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい