2023年04月20日

マンガ節約ママのちょっと得する株日記 高橋三千世

マンガ節約ママのちょっと得する株日記 高橋三千世(たかはし・みちよ) 電子書籍 Kindle Unlimited

 電子書籍の定額読み放題を利用して、週刊誌や旅行雑誌、マンガ本などを楽しんでいます。
 銀行定期預金の利息が微々たるものであることに失望し、銀行の人に勧められて株式投資を始めて二年目です。株の本もさきほどの電子書籍サービスを利用して何冊も目を通しました。

 株の購入をするときは、昭和50年代(1975年代)ころの高利だった昔の銀行定期預金の利息に相当する配当金を出してくれる銘柄を選択するようにしていますが、なかなか、この会社がいいという銘柄を見つけることがむずかしいです。
 今回、主婦の方が描いた昔のこのマンガ本に巡り合って、けっこうたくさんの銘柄が書いてあったので参考にすることにしました。情報は2006年ころのもので古いのですが、そのことも考慮しながら検討材料にします。(思い返してみると2008年にリーマンショックがありました)

 よくできたメッセージ本です。
 株主優待を期待して株取引を開始して、そのうち売り買いでもうけるようになって……という流れです。2000年ぐらいからの6年から7年間の経過の集大成となっています。中身は濃い。なかなかいい本でした。

 株主総会にも出席されています。(おみやげがもらえるそうです。知りませんでした(すべての会社がそうとは限りませんが))

 登場する銘柄です。
 オリエンタルランド
 モスフード
 ジョナサン
 ジーンズメイト
 (わたしが知らない会社もあります)
 ミニストップ
 サンリオ
 ココス
 トミー
 不二家
(このマンガの特徴として株式取引の専門用語はほとんど出てきません。わたしは、専門用語をほぼ知らずに株取引をしています。証券会社に電話をして、担当の人にわからないことは聞いて、株を買ったり売ったりしています。どしろうとです。されど、収支はへこんではいません。現在、日本の株式市場は荒れていますが、自分はたまたま運がいいだけだろうと思っています。それと、緻密(ちみつ)な知識はいらないのではないか、システムをあまり知りすぎるとうまくやれないのではないかという思いはあります)
 コモ
 コロワイド
 ナムコ
 ラ・パルレ
 日本トイザらス
 ワタミ
 フォルクス
 東京テアトル
 タカキュー
 吉野家
 セガトイズ
 セガサミー
 ホクト
 カゴメ
 ダイエー
 タスコシステム
 すかいらーく
 マネックス・ビーンズ・ホールディングス
 
 本に出てきた会社は以上です。
 これからひとつずつチェックして内容を楽しむつもりです。
 よその人がどこの会社の株を買っているのはなかなかわかりません。
 参考にしようとネットで見て回っていますが、手の内(うち)をオープンにしている人は少ない。
 今回のこの本は参考になりそうです。
(追記。その後:各社をチェックしたところ、上場廃止になっている会社も数多くありました。世の中は厳しい。唯一(ゆいいつ)、㈱バンダイナムコホールディングスだけ、購入できるか検討してみることにしました。わたしのやりかたとして、すぐに購入はしない。購入したつもりで、1か月以上、株価の動きをみてみる。たぶん安全だろうと自分が納得できたら買い入れるようにしています。(それでも、失敗することもあります。「(株価というものは)買ったら下がる、売ったら上がる」と観念しています。保有する株の合計で収支がプラスなら良しです))(その後:任天堂についても検討材料にすることにしました)(さらにその後の追記:㈱バンダイナムコホールディングスを購入しました。株価の動きを追跡調査していたところ、5月11日から株価がぐんぐん上昇していきましたので、あわてて他の株を売ってそのお金でバンダイの株を購入しました。同様に任天堂も株価が急上昇しましたが、資金不足で購入はあきらめました。いずれも決算が良かったのです)(2023年5月21日追記:任天堂の株が急上昇のラインを描き始めたので、あわてて保有している株のひとつを売却して資金にして、任天堂株を手に入れました。自分はその世界にうといのですが、ゼルダの伝説なんとかというソフトが、発売開始後わずか三日間で、世界的規模で1000万台売れたそうです。何百億円という収入があって、これからも売れるそうです。びっくりしました)

 このマンガから情報を教えてもらったお礼として、わたしがこの二年間ぐらいに売り買いをした会社のうちのいくつかをピックアップして披露しておきます。
 証券会社に支払う手数料や税金(手数料にかかる消費税、所得税、地方税。けっこうとられます)も考慮して、得したこともあるし、損したこともあります。
 そのときは調子が良かったけれど、今は調子が悪い会社もあります。でも、先はまた良くなるかもしれません。未来のことはだれにもわかりません。単価は、ひと株あたりの単価です。何株買ったかは秘密ですが、たいした株数ではありません。売った利益で別の株を買ったりもしています。
1 西松屋チェーン 1428.8円→1706円 277.2円↑
2 丸紅 915.3円→1451円 535.7円↑(その後、再購入しています。つい先日、4月11日にアメリカ合衆国から来日していた投資の神さまと呼ばれているウォーレンバフェットさんのインタビューがあってから、この銘柄を含む日本商社株の株価が急上昇しました。含み益が増えました。でも、このあと紹介するUFJがへこんでいますので、トータルでは、それほどの利益はありません)
3 エイベックス 1265.7円→1550円 284.3円↑
4 三菱UHJフィナンシャルグループ 581.8円→773円 191.2円↑(その後、再購入しました。購入した翌日に、アメリカ合衆国のシリコンバレーバンクが破たんして、そのあおりをくらって、UFJの株価は急落しました。ショックです。含み損が出ています)
5 住友金属鉱山 4264円→5235円 971円↑
6 住友化学 523.2円→465円 58.2円↓(失敗しました。決算が悪かった。配当金の額が減りました)
7 ENEOS 440.4円→459.7円 19.3円↑(石油がらみの資源株はむずかしい。ちょっとしたことで株価が動きやすく、うまく運用できませんでした)
8 住友林業 2309円→2642円 333円↑(わたしが楽しみにしているBSテレ東で火曜日に放送されている昔の太川さんとえびすさんのバス旅番組のスポンサーでしたが、4月からスポンサーをおりられたようです。残念ですが、わたしも利益を確定させるために3月に売却しました)(2023年5月23日追記:その後、住友林業株を再取得して保持しています。住友林業の株価の上昇が止まりません。昨日現在1株3165円です。強靭(きょうじん。粘り強い)な力をもった株です。会社を素直に応援する株主さんが多い印象があります。株主さんの質がいい)

 これまでのことをふりかえって思うのは、やはり、企業は決算が大事ということです。
 増収であれば、配当金も増えて、株主が集まります。
 減収ならその逆です。大きなお金が企業から離れていきます。

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