2022年12月13日

黄金バット 第一話「黄金バット誕生」 1967年

黄金バット 第一話「黄金バット誕生」 1967年(昭和42年) 動画配信サービス

 小学生のころに見ていました。
 何十年ぶりかで見て、初めて気づいたことがありました。
 黄金バットは、ガイコツの体で、骨骨(ホネホネ)スタイルだと思い込んでいました。
 あばら骨が浮きあがっていると思っていた体は、がっちり体形で、肉付きがありました。
 ちょっと意外でびっくりしました。

 歌がなつかしい。
 半世紀以上ぶりぐらいに聴いて、歌詞を思い出しました。
 『どこ どこ どからくるのか おうごんバーット …… コウモリだけが知っている』
 (どうして こんなガイコツキャラクターがかっこよく思えたのだろう。不思議です)
 
 昭和40年代始めのアニメ動画の初々しさ(ういういしさ)がわかる絵です。
 なんだか、最近は、時代がもう一度リターンしたようすで、昔のものが流行っています。(これを書いているそばのラジオからは、中学生のときに聴いたカーペンターズの歌が流れています)
 世の中、どうしちゃったのだろう。新しい文化を生み出す力がなくなってしまいました。

 この当時のマンガの素材は、妖怪、怪物、怪獣、オバケ、科学、宇宙で、テーマ(主題)は、正義の味方、平和の維持、探検、冒険などです。

 物語は、悪の手先であろう『手』と黄金バットとの闘いがあります。
 ミイラのような体の黄金バットは、水をかけられて、よみがえり、復活しました。
 『1万年後に人類の危機が必ず来る。救世主として、黄金バットが復活する』というような話の流れです。ロシアとウクライナの戦争の今、核戦争の脅威もあり、もしかしたら、今が、作品『黄金バット』が予言した人類の危機の時期ではなかろうかと不気味な気分になりました。

この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t149875
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい