2016年07月30日

学校 邦画 DVD

学校 邦画 DVD

 1993年作品ですから、もう23年ぐらい前の映画です。映像の中には、昔なつかしい風景や光景が登場します。あの頃、まだ、車のシートベルトを装着しなくても許されたし、街中の喫煙もとがめられませんでした。なにもかもがダメダメダメの規制された世の中に変化しました。迷惑行為だったので、しかたがないでしょう。
 この映画は、これまでに、とぎれとぎれでシーンを見た記憶がありますが、全体をとおして観たのは今回が初めてでした。いい映画でした。
 ことに競走馬オグリキャップのレースシーンを田中邦衛さんが熱く語ったときには思わず感涙しました。わかる人にはわかる理屈があります。
 定時制高校が舞台と思いこんでいました。夜間中学でした。そう遠くない昔には、世の中には、文字の読み書きを学ばずに年老いた人たちがたくさんいました。バス停の行き先表示を読むことができないのです。現実のことでした。なかほどのシーンで、在日中国人の若い男性が、日本人にばかにされてくやしいと訴えます。いまは、爆買いの中国人グループに日本人が頭を下げる時代です。いつまでも今ある環境が続くものでないと思い知ります。
 それぞれ過去の事情があって教育を受けたくても受けられなかった。夜学で努力して中小企業で働いて、そういう人たちのガッツで日本社会は支えられてきました。映画のそこかしこにみられる昭和のぬくもりは確かにあった記憶です。もう今はないなあ。映像の中にある東京もなつかしい。雪降るシーンには思い出が重なります。
 音楽が優しい。引き継ぐ。あたたかい心を次の世代に引き継ぐ。
 名優がたくさん出てきます。死してなお、映像の中に生きる。


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