2017年06月03日

儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 ケント・ギルバート 

儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 ケント・ギルバート 講談社+α新書

 著者は、昔のテレビタレントさんというイメージがあります。
 みんな、歳をとりました。
 紹介記事はちらっと見ただけ。写真はやはり太ったなと。

 帯がおもしろかった。
 日本人と中国人と韓国人はまったく違う。
 儒教のことはわからないけれど、誤解を解いてすっきりしたいという意欲が湧き、読み始めました。

 性格の異なる3種類の民族(日本、中国、韓国)は、どこで折り合いをつけて平和を維持していけばいいのか。それともそれは無理なのか。そんな読書目標を立てて読み始めました。

 地球上の民族は、相手のことを知らずにイメージで把握している。
 だから、相手は、自分ほど、いやもっと、ほとんど、こちらのことを知らない。
 各民族の考えることは、自分の民族の利益のみ。

 儒教のことが書かれてありますが、わたしはそれに着目せずに読むことにしました。

中華思想:傲慢な民族。世界のすべては中国のものという考えをもっている。(もともと地球にあるすべては、中国のものであった)
道徳はない。倫理もない。自分の利益になることを道徳し、倫理とする。
中国の官僚は腐敗している。(汚職。許認可採用を賄賂で行う)、平気で嘘をでっちあげる。(なんだか、すごすぎる)。
新聞に真実は書かれていない。

(読了)

 まあ、幅があるわけで、中国人はとか、韓国人はとか、一方的に決めつけるのはどうかと思うのです。
 逆に日本人でも賢人ばかりではないわけで、だれしも似たり寄ったりと思うのです。
 自己中心な日本人はいます。いっぱいいます。中国人や韓国人だけではありません。
 人間はまず、自分は悪くないから始まります。基本姿勢です。そして、だれでもいい。あなたが悪いと指させる対象をさがします。

 いくつか挿入されていた日本人に関する美徳話には泣けます。

 南京大虐殺は、なかった。(虚偽)

 日本人は、教えに従わない者には、ばちがあたると考えます。そして、たいてい、ばちがあたります。

 1988年名古屋オリンピックつぶしのために韓国が立ち上がった(日本での開催を邪魔したかった)という話は初耳で興味深かった。

 韓国社会は告げ口社会(北朝鮮も同じ)

 アメリカ人から見た、中国人、韓国人でした。  

Posted by 熊太郎 at 15:54Comments(0)TrackBack(0)読書感想文