2017年05月27日

アランの歯はでっかいぞこわーいぞ 2017課題図書

アランの歯はでっかいぞこわーいぞ ジャー・ヴィス BL出版 2017課題図書

アランというのはワニです。
ちいさな子どもさん向けの大きな絵本です。
わたしはおとなだから、へんなふうに考えるのです。

ワニの歯は武器です。
武器と言えば北朝鮮の核ミサイルです。
そんなふうに想像が重なるのです。
おいらは、核ミサイル(とんがったたくさんのワニの歯)をもっているぞ。
おいらの言うことをきかないと、ミサイルを撃ち込むぞ。(嚙んじゃうぞ)

アランの行動からは、みんなと仲良くなりたいという気持ちがくみ取れません。
自己顕示欲(じこけんじよく。めだちたい)の固まりです。
弱い者いじめの面もあります。
カエルやオウムはちいさい。

アランの朝の支度(したく)は、女性のお化粧シーンのようです。

種明かしである「入れ歯」はおもしろい!
 
改心したアランはおもしろくないし、改心などしないし、嘘つきに決まっています。

でんでん虫(かたつむり)が至る所に出てきます。
なにか意味があるのでしょう。
でも、その意味はわかりませんでした。
それから、このお話を書いた人の国籍もわかりませんでした。  

Posted by 熊太郎 at 19:31Comments(0)TrackBack(0)読書感想文