2024年09月19日

見学 NHK放送博物館 東京都港区愛宕(あたご)

見学 NHK放送博物館 東京都港区愛宕(あたご)

 東京虎ノ門にある気象庁の見学を終えたあと、徒歩で10分ぐらい行ったところにNHK放送博物館がありました。
 途中、とても高い位置まで上がるエレベーターに乗りました。1階で乗って、2階で降りたと思うのですが、2階がかなり高い位置にありました。エレベーターの壁は透明で外が見えて、見晴らしがいいのですがちょっと怖かった(こわかった)。
 エレベーターの外を眺めると、建物を壊したあとの更地に(さらちに)、新しい建築物を建てているようで、東京では、老朽化の進んだ建物が建て替えられていく時期を迎えているのだということがわかりました。
 東京は、限られた土地を、地下深く、そして、空高く、高度利用することで、複数の空間と世界をつくっている高密度の都市型タウンであることがわかります。

 NHK放送博物館の展示は、なかなか力のこもったいい展示でした。
 とくに、昭和20年代から30年代に生まれた人たちにとっては、自分たちがこどものころのことが、くっきりと思い出されて、深いなつかしさにひたれる空間と世界でしょう。
 展示物を観ていると、なにもかもがなつかしくなります。
 黒柳徹子さんのお若い頃とか、路線バスの旅でがんばっている太川陽介さんが番組『レッツゴーヤング!』で、アイドルで司会者だったころの写真などがたくさん出てきました。さらに思い出したのですが、NHKで、『ステージ101』という歌番組もありました。

 以下の写真は、写真撮影が可だったところの写真です。館内展示では、撮影はだめよ、のところもままありました。
 次の写真は、昔の暮らしの再現場所です。わたしたちがこどものときの暮らしは、こんな感じでした。



 次の写真は、連続人形劇、『ひょっこりひょうたん島』のキャラクターです。
 今思うと、毎日この番組を楽しみに観ていて、なんというか、わたしにとっては、日々の心の支えのような物語でした。
 左から、『(ギャングの)マシンガン・ダンディ』、『サンデー先生』、『博士(はかせ)』、『(海賊の)トラヒゲ(船長)』、『(政治家)ドン・ガバチョ』ですな。



 次の写真にある子ぶたのお話、『ブーフーウー』もよく見ていました。
 着ぐるみによる人形劇です。



 次の写真にある、『にこにこぷん』は、わたしたち夫婦のこどもたち世代のキャラクターで、息子や娘たちが小さいころ、とてもお世話になりました。今やこどもたちも40歳近い年齢になってきました。
 キャラクターは左から、『じゃじゃまる(山猫)』、『ぴっころ(ペンギン)』、『ぽろり(ネズミ)』です。右端のキャラクターは、ちょっとわたしにはわかりません。



 次の写真のキャラクターも、わたしにはわかりません。
 同行の妻は、わかる。知っていると言っていました。



 紅白歌合戦の優勝旗が展示してありました。



 ほかの展示としては、第二次世界大戦の戦争のこと、毎週日曜日お昼の番組『のど自慢』のこと、手づくりで『効果音』をつくっていたことや、朝ドラのことなどが紹介されていました。
 それから、東日本大震災のときの放送局の活動を中心にしたふりかえりの解説もありました。
 まあ、もりだくさんです。ラジオから始まって、テレビへと、使用された機械や機器の展示も充実していました。

 あとさきになってしまいましたが、こちらのNHK放送博物館に来る前に、宿泊したホテルが渋谷にあったので、渋谷のNHK放送センターもここに来る前に立ち寄ってきました。
 渋谷のNHK放送センターにある『NHKハートプラザ』というところは、現在は館内案内などはやっておらず、事務受付窓口だけですと入口に表示があったので、外からながめて写真だけ撮りました。
 NHK朝ドラの『虎と翼』ももうすぐ終わってしまいます。いいドラマでした。伊藤沙莉さんはいい女優さんです。
 やはり、ドラマは、最初の頃の破天荒な主人公を中心とした若い女優さんたちの活発さが観ていて楽しかった。活気がありました。
 これからは、女性の時代です! もしかしたら今年、女性の総理大臣が誕生するかもしれません。アメリカ合衆国は、女性の大統領かもしれません。さてどうなりますか。楽しみですな。男社会はすぐに戦争を始めるから、女性の力で平和な地球にしてほしい。



 次の写真は、渋谷のNHKホールです。門を入って右側にNHKホールがありました。写真は、帰りに撮影したので、位置が反対の 左側になっています。写真でいうと建物の右側をまっすぐ進むと門があります。

 毎週火曜日に谷原章介さんが司会をしている歌謡ショーとか、年末おおみそかの紅白歌合戦は、このホールで開催されているのだとわかり、これから番組を見るときは、NHKホールを身近に感じることができそうです。







 道路の向こうには、国立代々木競技場の第一体育館と第二体育館がきれいに見えました。
 小学校6年生の修学旅行のときに、バスの中から見たような覚えがあります。こちらの体育館は、1964年(昭和39年)開業です。




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