2024年02月15日
宇宙人のあいつ 邦画 2023年
宇宙人のあいつ 邦画 2023年 1時間56分 動画配信サービス
伊藤沙莉さんの才能が気に入って最近伊藤さんが出演された映画を順番に観ています。これが5本目です。これまでに、『タイトル拒絶』と『ちょっと思い出しただけ』と『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』と『幕が上がる』を観ました。
『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』にも宇宙人が出ていました。あまりいい映画ではありませんでした。こちらの、『宇宙人のあいつ』を期待しないで見始めました。
見終えて、なかなか良かった。
テーマは、『家族を大事にしよう』です。両親亡きあとの家族(真田家(さなだけ)焼き肉店)を、長男役の日村勇紀さん(バナナマン)ががっちり支えます。昭和時代のぶつかりあいです。
次男が、宇宙人(土星人)の中村倫也さん(なかむら・ともや)さんです。宇宙人としてのお名前は、『トロ・ピカル』です。
長女が、伊藤沙莉さん。
末っ子の三男が、柄本時生さんです。
SFコメディ(サイエンス・フィクション)の位置づけがある映画ですが、どちらかといえば、ヒューマン映画です(心にしみいる)。
じゃがいも型の宇宙人のような宇宙船のような物体(宇宙人の次男と家族を監視している)
節目を締めす声かけ言葉として、『真田(さなだ)サミットを始めます。大事な話が議題やき』。家族会議の位置づけになる話し合いは家族の未来のために行うべきです。
最初のうちは、なんだかよくわかりません。
されど、伊藤沙莉さんは存在感があります。
筋書きのアイデアとしては、過去にあったアイデアだと思います。(記憶を消す)
どこの風景だろう。山、原野のような土地の広がり。工場。煙突からの煙。ごみ焼却場。リサイクルごみの選別場。高知県土佐市の表示があります。実際の風景とCG(コンピューター・グラフィック)もあるのでしょう。
中学生の時のいじめ思い出話があります。
マンガ『サザエ』さんが関係しています。この部分、なかなかおもしろかった。(クラスメートの男子に、『サザエさん』というあだ名を付ける。次男は自分を、『カツオ』と表現する)
伊藤沙莉さんと柄本時生さん、おふたりともいい演技です。
土星ギャグに笑えました。(歯ブラシが空中に浮いて、遺影の父親の歯を磨くシーン)
Wi-Fiが(ワイファイ)、宇宙人の次男という設定もおもしろかった。
まあ、4人とも、お顔がぜんぜん違うので、4兄妹(きょうだい)には見えません。
焼けた焼き肉を見ながら日村さんのセリフ、『これはオレなんじゃないかなあ』も笑えました。
途中、この映画には、何のメッセージがあるのだろうと迷いましたが、終わってみれば、家族を大事にしようという話だったと納得しました。
この家族は、納豆ご飯を食べることにこだわりがあるらしい。(何度もシーンが出てきます)
不思議な朝食風景です。食事風景が何度も流れます。人間が機械みたいです。昭和時代は、家族がそろって食事をとりました。平成時代後半になってから個食・孤食の習慣が生まれました。映画製作者の意図がこのシーンにあるのでしょう。
楽しい3兄妹(きょうだい)です。土星人の中村倫也さん(なかむら・ともやさん)だけが異質です。土星人に人情はない。
土星人には、テレパシー(精神感応。超能力)のような魔術の能力あり。
ウナギのこどものことが出てきます。(最初に見たときは、ウナギのこどもは卵から生まれると思いつきました。その後のシーンで、ウナギの卵が出るシーンがあったので、ちょっとびっくりさせられました。(シーンを予想することができた驚きです))
結婚していないのに、伊藤沙莉さんが妊娠してしまいました。(最終的に産みます。うなぎの卵、出産とかけてあります)
ふつう、このケースの場合、産んじゃだめです。生まれてきたこどもはつらい思いをします。母親の感情で、生まれてくるこどもの未来をだいなしにしてはいけません。
母親になるのは簡単ではない。妊娠させた男は逃げます。理不尽ですが、それが現実です。
まじめな話です。
土星ってどんな星?
『家族という概念はない。ハチの世界に似ている。女王バチがいて、働きバチがいる。働きバチは平等ともいえる。』
『どうせ最後は、おっちんじゃうんだから(死んでしまうのだから)』(ふとこの部分で、思ったのは、人間はだれでも最後は死んじゃうんだから死に急ぐ(いそぐ)ことはない。(自殺はやめましょう))
キーワードになる土星人の言葉として、『シャララ(また会える)』
食事時の日村さんのおならシーンがとてもよかった。3人兄妹でじゃれあいます。きょうだいだからできることです。
土星人の次男が土星に帰らなければなりません。期限付きの地球滞在だったそうです。地球留学の成果として、真田家のうちのひとりを土星に連れて帰らなければならないそうです。どたばた騒ぎがあります。最後は、ヒモを引っ張るクジ引きです。いろいろあります。両親が亡くなってうんぬんの人情噺(にんじょうばなし)があります。
『家族』を素材にしたSFコメディヒューマンストーリーでした。
『おまえだって(土星人でも)家族だ。』
『そいつのためだったら代わりになる(病気とかケガとかのときに思うこと)。代わってやりたいと思う。』
両親が眠るお墓掃除のシーンが出ます。熊太郎は、九州にある祖父母のお墓をなんども水洗いしたことを思い出しました。お墓洗いを体験したことがないと、その映像を観ても実感は湧かないのでしょう。
宇宙船は、『座椅子』です。座椅子が浮きます。
最後のほうで、集合記念写真撮影シーンがあります。
親族一同、友人一同の記念写真は大事です。
未来で見て、胸がじんとするために必要な写真です。
伊藤沙莉さんみたいな家族がいたら楽しいだろうなあと感じた次第です。
兄弟姉妹のぬくもりがありました。
愛情ある作品でした。なかなか良かった。単なるコメディではなかった。
海辺の潮の満ち引きシーンが良かった。潮の満ち引きは、月の引力で起きると昔どこかで読んだ記憶があります。
伊藤沙莉さんは、表情がうまい。(兄との別れのシーン)。セリフがなくても、気持ちが観ている者に伝わってきます。
たしか日村さんのセリフとして、『家族というものはみんなで必死になってつくっていくもんだろ』があったと思います。
すがすがしい。
ちゃんと映画になっていました。
ETのオマージュか。(尊敬する作品に気持ちを寄せた作品)
4月から、伊藤沙莉さんがNHK朝ドラの主演をされることを知りました。楽しみです。
伊藤沙莉さんの才能が気に入って最近伊藤さんが出演された映画を順番に観ています。これが5本目です。これまでに、『タイトル拒絶』と『ちょっと思い出しただけ』と『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』と『幕が上がる』を観ました。
『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』にも宇宙人が出ていました。あまりいい映画ではありませんでした。こちらの、『宇宙人のあいつ』を期待しないで見始めました。
見終えて、なかなか良かった。
テーマは、『家族を大事にしよう』です。両親亡きあとの家族(真田家(さなだけ)焼き肉店)を、長男役の日村勇紀さん(バナナマン)ががっちり支えます。昭和時代のぶつかりあいです。
次男が、宇宙人(土星人)の中村倫也さん(なかむら・ともや)さんです。宇宙人としてのお名前は、『トロ・ピカル』です。
長女が、伊藤沙莉さん。
末っ子の三男が、柄本時生さんです。
SFコメディ(サイエンス・フィクション)の位置づけがある映画ですが、どちらかといえば、ヒューマン映画です(心にしみいる)。
じゃがいも型の宇宙人のような宇宙船のような物体(宇宙人の次男と家族を監視している)
節目を締めす声かけ言葉として、『真田(さなだ)サミットを始めます。大事な話が議題やき』。家族会議の位置づけになる話し合いは家族の未来のために行うべきです。
最初のうちは、なんだかよくわかりません。
されど、伊藤沙莉さんは存在感があります。
筋書きのアイデアとしては、過去にあったアイデアだと思います。(記憶を消す)
どこの風景だろう。山、原野のような土地の広がり。工場。煙突からの煙。ごみ焼却場。リサイクルごみの選別場。高知県土佐市の表示があります。実際の風景とCG(コンピューター・グラフィック)もあるのでしょう。
中学生の時のいじめ思い出話があります。
マンガ『サザエ』さんが関係しています。この部分、なかなかおもしろかった。(クラスメートの男子に、『サザエさん』というあだ名を付ける。次男は自分を、『カツオ』と表現する)
伊藤沙莉さんと柄本時生さん、おふたりともいい演技です。
土星ギャグに笑えました。(歯ブラシが空中に浮いて、遺影の父親の歯を磨くシーン)
Wi-Fiが(ワイファイ)、宇宙人の次男という設定もおもしろかった。
まあ、4人とも、お顔がぜんぜん違うので、4兄妹(きょうだい)には見えません。
焼けた焼き肉を見ながら日村さんのセリフ、『これはオレなんじゃないかなあ』も笑えました。
途中、この映画には、何のメッセージがあるのだろうと迷いましたが、終わってみれば、家族を大事にしようという話だったと納得しました。
この家族は、納豆ご飯を食べることにこだわりがあるらしい。(何度もシーンが出てきます)
不思議な朝食風景です。食事風景が何度も流れます。人間が機械みたいです。昭和時代は、家族がそろって食事をとりました。平成時代後半になってから個食・孤食の習慣が生まれました。映画製作者の意図がこのシーンにあるのでしょう。
楽しい3兄妹(きょうだい)です。土星人の中村倫也さん(なかむら・ともやさん)だけが異質です。土星人に人情はない。
土星人には、テレパシー(精神感応。超能力)のような魔術の能力あり。
ウナギのこどものことが出てきます。(最初に見たときは、ウナギのこどもは卵から生まれると思いつきました。その後のシーンで、ウナギの卵が出るシーンがあったので、ちょっとびっくりさせられました。(シーンを予想することができた驚きです))
結婚していないのに、伊藤沙莉さんが妊娠してしまいました。(最終的に産みます。うなぎの卵、出産とかけてあります)
ふつう、このケースの場合、産んじゃだめです。生まれてきたこどもはつらい思いをします。母親の感情で、生まれてくるこどもの未来をだいなしにしてはいけません。
母親になるのは簡単ではない。妊娠させた男は逃げます。理不尽ですが、それが現実です。
まじめな話です。
土星ってどんな星?
『家族という概念はない。ハチの世界に似ている。女王バチがいて、働きバチがいる。働きバチは平等ともいえる。』
『どうせ最後は、おっちんじゃうんだから(死んでしまうのだから)』(ふとこの部分で、思ったのは、人間はだれでも最後は死んじゃうんだから死に急ぐ(いそぐ)ことはない。(自殺はやめましょう))
キーワードになる土星人の言葉として、『シャララ(また会える)』
食事時の日村さんのおならシーンがとてもよかった。3人兄妹でじゃれあいます。きょうだいだからできることです。
土星人の次男が土星に帰らなければなりません。期限付きの地球滞在だったそうです。地球留学の成果として、真田家のうちのひとりを土星に連れて帰らなければならないそうです。どたばた騒ぎがあります。最後は、ヒモを引っ張るクジ引きです。いろいろあります。両親が亡くなってうんぬんの人情噺(にんじょうばなし)があります。
『家族』を素材にしたSFコメディヒューマンストーリーでした。
『おまえだって(土星人でも)家族だ。』
『そいつのためだったら代わりになる(病気とかケガとかのときに思うこと)。代わってやりたいと思う。』
両親が眠るお墓掃除のシーンが出ます。熊太郎は、九州にある祖父母のお墓をなんども水洗いしたことを思い出しました。お墓洗いを体験したことがないと、その映像を観ても実感は湧かないのでしょう。
宇宙船は、『座椅子』です。座椅子が浮きます。
最後のほうで、集合記念写真撮影シーンがあります。
親族一同、友人一同の記念写真は大事です。
未来で見て、胸がじんとするために必要な写真です。
伊藤沙莉さんみたいな家族がいたら楽しいだろうなあと感じた次第です。
兄弟姉妹のぬくもりがありました。
愛情ある作品でした。なかなか良かった。単なるコメディではなかった。
海辺の潮の満ち引きシーンが良かった。潮の満ち引きは、月の引力で起きると昔どこかで読んだ記憶があります。
伊藤沙莉さんは、表情がうまい。(兄との別れのシーン)。セリフがなくても、気持ちが観ている者に伝わってきます。
たしか日村さんのセリフとして、『家族というものはみんなで必死になってつくっていくもんだろ』があったと思います。
すがすがしい。
ちゃんと映画になっていました。
ETのオマージュか。(尊敬する作品に気持ちを寄せた作品)
4月から、伊藤沙莉さんがNHK朝ドラの主演をされることを知りました。楽しみです。
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