2022年10月10日
はっぴいさん 荒井良二
はっぴいさん 荒井良二 偕成社
こどもさん向けの絵本です。
はっぴい=HAPPY=幸せ ということでしょうと思い浮かべながら読み始めます。
黄色の下地に2羽の白鳩とチョウチョと葉っぱがある絵の表紙をめくります。
『なんだこの落書きは?』小学生が描いたスケッチのようです。
銀色の下地に鉛筆書きの跡です。
お人形さんのような人が、左斜め上から、右斜め下方向へ歩いていきます。
緑色のとんがり帽子をかぶっています。
背中のリュックはオレンジ色です。
ページをめくります。こんどは、女の人が登場してきました。
女の人は『わたし』さんです。
右手に持っている手提げ袋はオレンジ色です。
男の人が『はっぴいさん』かと思っていたら違いました。
男の人が『はっぴいさん』に会いに行くそうです。
女の人も『はっぴいさん』に会いに行くそうです。
はっぴいさんは、山の上にいる。
石の上に時々いる。
はっぴいさんは、願い事をきいてくれる。
まるで、、神さまか仏さまのようです。
男の人は『ぼく』だそうです。
のろのろしている性格だそうです。
路線バスは右側通行で、バス車内の運転席は左側にあるから、ここは外国でしょう。
日本ではありません。
人が、バスを降りて歩いてきました。
バスを降りて来た女の人は『わたし』です。
『わたし』が『ぼく』に近づいて来ました。
『わたし』と『ぼく』のふたりは、お互いに離れて、はっぴいさんに会うために、山を登り始めました。
女子の『わたし』は、のろのろじゃない。わたしは、きびきび動くそうです。
だけど『わたし』は、あわてんぼさんだそうです。
ふたりの『ねがい』とは、なんだろう。
ふたりが登った山の上には、大きな四角い石が横たわっています。
以前、わたしが、奈良の明日香村(あすかむら)へ行ったときに見た『石舞台(いしぶたい)』に似ています。蘇我馬子(そがのうまこ。大昔の豪族(ごうぞく。お金持ち一族のボス)の古墳らしい。(お墓)
のろのろのかたつむり。
ぴょんぴょん移動するうさぎ。
どういうわけか、ハトとリス。
文章は「歌」のようです。
一定のリズムがあります。
「オチ」はどうなるのだろう。
オチ:印象的な最後。
自分にないものを相手に求めて助け合う。
そんなお話です。
黄色い太い輪がまぶしい。
太陽だろうか。
太陽でした。
恋愛とか結婚とか。
そうか『大きな黄色い太陽』が、はっぴいさんなんだ。
淡々と『時(とき)』は流れていきます。
人生の営みがあります。
2003年(平成15年))の作品です。
ロードムービーのようでした。
登場する人物は、旅をしながら人間的に成長していきます。
自然に包まれて、男と女がいて、恋愛とか愛情があります。
心優しいお話でした。
(その後)
この絵本についてほかの人の感想を読みましたが、絵本の最初のほうに戦車の絵があり、反戦とか平和を願う意味がこめられている絵本という趣旨があるようです。ただ、戦争反対、平和の希望という強い主張は表には出てきません。
自分は、ラブストーリーだと思って読みました。
作品は作者の手を離れた瞬間に、読み手のものになります。
この絵本の絵はへたくそな絵で、そのことをどう受けとめるかも読み手しだいです。
こどもさん向けの絵本です。
はっぴい=HAPPY=幸せ ということでしょうと思い浮かべながら読み始めます。
黄色の下地に2羽の白鳩とチョウチョと葉っぱがある絵の表紙をめくります。
『なんだこの落書きは?』小学生が描いたスケッチのようです。
銀色の下地に鉛筆書きの跡です。
お人形さんのような人が、左斜め上から、右斜め下方向へ歩いていきます。
緑色のとんがり帽子をかぶっています。
背中のリュックはオレンジ色です。
ページをめくります。こんどは、女の人が登場してきました。
女の人は『わたし』さんです。
右手に持っている手提げ袋はオレンジ色です。
男の人が『はっぴいさん』かと思っていたら違いました。
男の人が『はっぴいさん』に会いに行くそうです。
女の人も『はっぴいさん』に会いに行くそうです。
はっぴいさんは、山の上にいる。
石の上に時々いる。
はっぴいさんは、願い事をきいてくれる。
まるで、、神さまか仏さまのようです。
男の人は『ぼく』だそうです。
のろのろしている性格だそうです。
路線バスは右側通行で、バス車内の運転席は左側にあるから、ここは外国でしょう。
日本ではありません。
人が、バスを降りて歩いてきました。
バスを降りて来た女の人は『わたし』です。
『わたし』が『ぼく』に近づいて来ました。
『わたし』と『ぼく』のふたりは、お互いに離れて、はっぴいさんに会うために、山を登り始めました。
女子の『わたし』は、のろのろじゃない。わたしは、きびきび動くそうです。
だけど『わたし』は、あわてんぼさんだそうです。
ふたりの『ねがい』とは、なんだろう。
ふたりが登った山の上には、大きな四角い石が横たわっています。
以前、わたしが、奈良の明日香村(あすかむら)へ行ったときに見た『石舞台(いしぶたい)』に似ています。蘇我馬子(そがのうまこ。大昔の豪族(ごうぞく。お金持ち一族のボス)の古墳らしい。(お墓)
のろのろのかたつむり。
ぴょんぴょん移動するうさぎ。
どういうわけか、ハトとリス。
文章は「歌」のようです。
一定のリズムがあります。
「オチ」はどうなるのだろう。
オチ:印象的な最後。
自分にないものを相手に求めて助け合う。
そんなお話です。
黄色い太い輪がまぶしい。
太陽だろうか。
太陽でした。
恋愛とか結婚とか。
そうか『大きな黄色い太陽』が、はっぴいさんなんだ。
淡々と『時(とき)』は流れていきます。
人生の営みがあります。
2003年(平成15年))の作品です。
ロードムービーのようでした。
登場する人物は、旅をしながら人間的に成長していきます。
自然に包まれて、男と女がいて、恋愛とか愛情があります。
心優しいお話でした。
(その後)
この絵本についてほかの人の感想を読みましたが、絵本の最初のほうに戦車の絵があり、反戦とか平和を願う意味がこめられている絵本という趣旨があるようです。ただ、戦争反対、平和の希望という強い主張は表には出てきません。
自分は、ラブストーリーだと思って読みました。
作品は作者の手を離れた瞬間に、読み手のものになります。
この絵本の絵はへたくそな絵で、そのことをどう受けとめるかも読み手しだいです。
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