大人の語彙力が使える順できちんと身に付く本 吉田裕子 かんき出版

 書店でこの本ともう1冊大人の語彙力ノート斎藤孝SBcreaitiveが並んでいました。ほかの書店でも平積みで並んで売られていました。そういう売り方で相乗効果を狙っているのでしょう。

 ごい力:知っている単語の数

 こういう実用書は次の順で読んでいます。
 1枚ずつ全部のページをめくる。全ページに目を通す。(読むことはしない)
 2回目に、メモをとりながら7割~8割に目を通す。内容を分類するようにして、固まりごとにメモを取る。
 3回目以降は、必要時に必要なページを何度もめくってチェックする。

 使えそうな用語例として、おそれいります、心待ちにしています、はなむけ、おかげさまで、気を引き締めて、集中して、遠慮のない、なにとぞ、恥じ入る、ひとかたならぬ、有終の美、しがらみ、潮時、僭越ながら、厚情(親切、おもいやり)、花道

 使わないけれど身になったこととして、ご自愛は、ご自分の健康に気をつけて。矜持きょうじはプライド(矜持は嫌いな言葉です。プロはいません。そんな自信はありません。)。したり顔は得意顔。老婆心は必要以上の親切心、言わずもがなは言わなくていい。

 いささか古すぎるのではないか。使わないので、不要ではないか。「ご笑覧」、「謦咳に接する。けいがいにせっする」、「畏友:いゆう。尊敬している友人」、「言質:げんち。約束の言葉」、主に第五章にある言葉、それから、誤謬ごびゅう、ミス、懈怠けたい。なまける。

 第三章反省表現は憂鬱なフレーズが並びます。

 「マジ!」と「かわいい」だけでは、いい年をして恥ずかしいという冒頭付近にある言葉は的を射ています。

 強く心に残ったこととして、
 懐の深い上司になる(細かいミスには目をつぶる)。失敗や未熟さを含めて人間を受け入れる。
 清濁併せ呑む。善も悪も受け入れる。
 一身上の都合とは、企業や職場と関係ない個人的事情で退職する(なんだか、組織を守るための方便に聞こえます。方便:便宜上の手段。)

 後半は豆知識で役に立ちます。煮詰まるは、元は議論して十分な結論を出せるが、今は、行き詰まる。琴線に触れるは、昔は怒らせる。今は感動する。
 すべらからくはすべてではなく、当然に。すべからく~すべきだ。
 他山の石は、他者のよくない言動を自分のいい点につなげる。なおざりがいいかげん。ていよくがうわべだけ。フレキシブルは、柔軟。プライオリティが優先順位。サマリーが要約。シナジーが相乗効果。もうこのへんまでくるとなにがなんだか。蓋然性が「確率」

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