2015年09月25日

あ!命の授業 ゴルゴ松本

あ!命の授業 ゴルゴ松本 廣済堂出版

 ベストセラーです。
 日本語、漢字の由来にこだわるメッセージです。
 類のない構成です。
 どこから読んでもいい。
 (読み終えた後、やっぱり、授業形式になっている1時間目から読んだほうがよいと思いなおしました。)

 武田鉄矢氏が昔学校ドラマで「親」を解説していました。
 立っている木の上に子どもが登って親の帰りを待っていたから「親」なのです。
 この本は、学校の授業のように5時間目まであって、課外授業があります。
(うしろのほうのページで、3年B組金八先生で、杉田かおるさんが産んだ赤ちゃんの名付けの由来が出ます。「歩(あゆむ)」。上下ともに「止」という字体がくっついていると解説があります。一歩一歩止まりながら考えながら前へ進む。

 この本の読み始めは否定的でした。
 年齢を重ねて、気持ちは冷えています。
 いいことが書いてあると思うが、心に伝わってこないのは、自分の気持ちが弱ってしまったからでしょう。
 読んでいくうちに気持ちに変化が表れました。「笑顔」になれます。
 昨日、結婚式のあいさつを頼まれたので、この本に書いてあることをあいさつの素材にしたい。(読み終えてみて、ちょっと素材がない。)
 文章にはリズムがあります。また、内容は練りこまれています。作者のあいさつにあるように、内容は今も進化の過程にあります。
 
 途中にあった武田信玄の言葉が響きました。
 一生懸命だと、知恵が出る。
 中途半端だと、愚痴が出る。
 いい加減だと、言い訳が出る。
 的を、得ています。

 「言霊(ことだま)」
 サザンオールスターズの歌にもそんなタイトルの歌がありました。
 漢字好きな人たちのための本でもあります。
 
(つづく)
 
 ゴルゴ松本という人を知りません。コメディアン? ゴルゴサーティーンというマンガがあったような気がする。

 「漢字」が作者の心の支えになっていることがよくわかります。漢字の由来が正確なものなのか、作者の想像によるものなのかはわかりませんが、両者が混在しているのでしょう。

 内容の多い部分は、「バランス」に関するものです。「対」、明暗とか、陰陽とか。そういう相対立するような物事を一体化してバランスを保つのです。

 支えの一番は「発想法」です。「気持ちの持ち方」と言い換えることもできます。

 「大丈夫、心配するな、なんとかなる」という一休和尚の言葉がよかった。
 「願う」の根拠もよかった。
 部首をばらして、意味を与えていく作業が続きます。


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