2014年12月11日

ニュー・シネマ・パラダイス DVD

ニュー・シネマ・パラダイス DVD

(再鑑賞)
 思い出してみると、今年10月初めの日曜日にこのDVDを1時間ぐらい観たところで、出勤しなければならなくなり、途中で観ることをやめました。その後も休日出勤が続き、12月7日(日)、この日も午前中は出勤後の午後、こたつで続きを観ることができました。途中で少し眠ってしまいましたが、再鑑賞ですので、ストーリーはわかっています。歳をとってきて、日本語字幕スーパーを目で追いかけることがつらくなったので、日本語吹き替えで聞きました。字幕スーパーで観るより内容を理解しやすい。人は、歳とともに子どもに戻ることを実感しています。片意地張らずに老いていきたい。
 さて、映画は30年から40年前の過去を振り返る郷愁の映画です。人と人との距離が近かった時代です。時間という空間について考えさせられました。30年間は、過ぎてみれば長いようで短い。いろんな苦労があったけれど記憶は遠ざかっています。余談ですが、先日、30年前ぐらいに長女がかぶっていた毛糸の帽子を生後4か月の孫がかぶっていて仰天しました。時がたつのは早い。そして、いいものと、いい思い出は残る。
 映画の前半は、映写技師と少年トトとのやりとりです。後半は、初恋の人との再会となっていますが、映画館では上映されていないそうです。映画会社の意向で1時間分ぐらいがカットされたと以前なにかで知りました。
 1940年代~1950年代のお話だと思うのです。娯楽は映画しかなかった。テレビジョンはまだ普及していなかった。
 キスを始め、愛の交歓シーンが多い。やはり男女はスキンシップが大事です。その点も含めて、人間をシンプルに表現した映画だと感じます。出会い、別れ、成長、恋。
 亡くなった映写技師の意志が、トトを有名映画監督に育てた。彼が亡くなってわかった。相思相愛の相手を失う代わりに、ふたりはそれぞれ、夢と富を得た。映写技師アルフレードは、貧困世界からトトを脱出させてやりたかった。
 幸せってなんだろうと考えさせられます。理想と現実は、この社会では一致しないという事実もあります。
 観終えてみて、完結ではないと感じました。トトにしてもエレナにしても、残されている寿命はまだ長い。その後の展開は、観客それぞれが、それぞれに思い描くのです


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