2024年04月18日
大河への道 邦画 2022年
大河への道 邦画 2022年(令和4年) 1時間51分 動画配信サービス
いい映画でした。
日本国の測量をした千葉県香取市出身伊能忠敬(いのうただたか。地元では『ちゅうけいさん』と親しみを込めて呼ぶそうです)を題材にして、内容は、名も亡き測量隊の人たちの苦労と努力が描かれていました。みなさん熱演でした。
伊能忠敬氏が亡くなるのですが、彼の死を公表すると、江戸幕府から測量調査等のための予算が配分されなくなって、日本地図の製作が中途半端で終わってしまうのです。
だから、伊能忠敬氏が死んだことを伏せて、事業を継続するのですが、それなりに苦労が伴います。
先月終わった金曜夜のテレビドラマ、『不適切にもほどがある』のタイムトラベルみたいに、現代の千葉県知事や千葉県香取市役所の職員が、江戸時代である西暦1821年頃を行ったり来たりするのです。現代のメンバーと江戸時代のメンバーが重なるのです。
なんのために地図をつくるのか。
日本国を他国(ロシアやイギリスなど)から守るためにつくるのです。諸外国の植民地にされることを防ぐのです。軍事目的です。
のちの世の人たちのために日本地図を完成させる。日本が欧米諸国の植民地にならないようにする。
日本地図づくりは、開始から17年間かかっているそうです。
『志(こころざし。目標・目的)』を貫く(つらぬく)。
だれしも終わりの時が来る(死)。自分の志(こころざし)を継いでくれる者を育ててこの世に遺して(のこして)おきたいと思う。
歴史上の事実として、伊能忠敬氏の死後三年たってから、地図が完成して、同時に、彼の死を公表した。
言い出しっぺの人物が死んだことを隠して、残ったメンバーで地図づくりを続ける。幕府にばれたら死罪もありえます。(今でいうところの税金を原資にした予算の不正使用です。されど、不正をしなければ、国防という大きな組織目標を達成することができないという事情があります)。緊張感がありました。
以前読んだ本に、ペリーが来航したとき、江戸幕府は、そのときはじめて開国を迫られたわけではなくて、何年も前から、複数の国に開国を迫られて断っていたと書いてありました。外国はまずは、日本と貿易をしてお金を稼ぎたかった。
勘定奉行(かんじょうぶぎょう):江戸幕府の役職。財政担当。指揮監督権あり。
クライマックス付近の話のつくり方がうまい。
伊能忠敬氏のはいていた草鞋(わらじ):草鞋には、「忠」の文字が埋め込まれている。
江戸時代の日本は、江戸幕府の独裁国家です。
名ゼリフとして、江戸幕府の要職者から、『伊能はどこだ』と問われて、『伊能は、次の間に控えております。(次の間に、大きな日本地図が広げてある)』
美しい地図です。立派な地図です。巨大です。
すごいなあ。いい脚本です。
いい映画でした。
『まこと、大儀であった。あとはゆるりと休むがよい。(ごくろうさん)』
『恐悦至極に存じます。きょうえつしごくにぞんじます。(気を使っていただき、たいへんおそれ多いことでございます)』
考えながらコツコツと、まずは歩きだし、歩きながら考えだす。みんなで力を合わせて、大河への道を歩いて行きましょうという呼びかけも良かった。
いい映画でした。
日本国の測量をした千葉県香取市出身伊能忠敬(いのうただたか。地元では『ちゅうけいさん』と親しみを込めて呼ぶそうです)を題材にして、内容は、名も亡き測量隊の人たちの苦労と努力が描かれていました。みなさん熱演でした。
伊能忠敬氏が亡くなるのですが、彼の死を公表すると、江戸幕府から測量調査等のための予算が配分されなくなって、日本地図の製作が中途半端で終わってしまうのです。
だから、伊能忠敬氏が死んだことを伏せて、事業を継続するのですが、それなりに苦労が伴います。
先月終わった金曜夜のテレビドラマ、『不適切にもほどがある』のタイムトラベルみたいに、現代の千葉県知事や千葉県香取市役所の職員が、江戸時代である西暦1821年頃を行ったり来たりするのです。現代のメンバーと江戸時代のメンバーが重なるのです。
なんのために地図をつくるのか。
日本国を他国(ロシアやイギリスなど)から守るためにつくるのです。諸外国の植民地にされることを防ぐのです。軍事目的です。
のちの世の人たちのために日本地図を完成させる。日本が欧米諸国の植民地にならないようにする。
日本地図づくりは、開始から17年間かかっているそうです。
『志(こころざし。目標・目的)』を貫く(つらぬく)。
だれしも終わりの時が来る(死)。自分の志(こころざし)を継いでくれる者を育ててこの世に遺して(のこして)おきたいと思う。
歴史上の事実として、伊能忠敬氏の死後三年たってから、地図が完成して、同時に、彼の死を公表した。
言い出しっぺの人物が死んだことを隠して、残ったメンバーで地図づくりを続ける。幕府にばれたら死罪もありえます。(今でいうところの税金を原資にした予算の不正使用です。されど、不正をしなければ、国防という大きな組織目標を達成することができないという事情があります)。緊張感がありました。
以前読んだ本に、ペリーが来航したとき、江戸幕府は、そのときはじめて開国を迫られたわけではなくて、何年も前から、複数の国に開国を迫られて断っていたと書いてありました。外国はまずは、日本と貿易をしてお金を稼ぎたかった。
勘定奉行(かんじょうぶぎょう):江戸幕府の役職。財政担当。指揮監督権あり。
クライマックス付近の話のつくり方がうまい。
伊能忠敬氏のはいていた草鞋(わらじ):草鞋には、「忠」の文字が埋め込まれている。
江戸時代の日本は、江戸幕府の独裁国家です。
名ゼリフとして、江戸幕府の要職者から、『伊能はどこだ』と問われて、『伊能は、次の間に控えております。(次の間に、大きな日本地図が広げてある)』
美しい地図です。立派な地図です。巨大です。
すごいなあ。いい脚本です。
いい映画でした。
『まこと、大儀であった。あとはゆるりと休むがよい。(ごくろうさん)』
『恐悦至極に存じます。きょうえつしごくにぞんじます。(気を使っていただき、たいへんおそれ多いことでございます)』
考えながらコツコツと、まずは歩きだし、歩きながら考えだす。みんなで力を合わせて、大河への道を歩いて行きましょうという呼びかけも良かった。
2024年04月15日
バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅19 木更津~九十九里
バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅19 春の房総&三浦半島攻略SP!木更津~九十九里 テレビ東京とかTVer(ティーバー)とか
太川陽介路線バスチーム これまでに8勝:北乃きい (ぱーてぃーちゃん)信子
村井美樹鉄道チーム これまでに10勝:真飛聖(まとぶ・せい) 馬場もも子
6人のうち、女性が5人で、にぎやかで華やかな時間帯でした。なかなか良かった。
太川陽介さんは負けて、4連敗でしたが、村井美樹さんも以前は負けが続いてつらいときもありました。
太川陽介さんが次回は勝つといいなと思うのですが、村井美樹さんの壁はぶ厚くなりました。
出発地である東京湾を横断する道路(東京湾アクラライン・海ほたるパーキングエリアとか)のあたりは、自家用車やレンタカーで何回か行き来しました。途中空撮で出てきた千葉県房総半島にある鋸山(のこぎりやま)にも登ったことがあります。見ていて、身近に感じるコース取りでした。
ちょっと不思議に思ったのは、鉄道の村井美樹チームが、初日に東京湾を横切るフェリーに乗ろうとしたことでした。(神奈川県横須賀市久里浜(くりはま)-千葉県富津市金谷(ふっつしかなや))
わたしは鉄道で、千葉から品川あたりまでをたまに往復するのですが、東京湾をぐるりと鉄道で移動できることを始めて知ったときに、なんて便利で素敵なのだろうかと思いました。
鉄道チームは鉄道を使うから鉄道チームなのですから、いくら時間がかかろうと、初日は鉄道で行ってほしいと思いました。番組では、なりゆきで、鉄道を使うことになったので、それはそれでとても良かったと思います。
チェックポイントで、はちみつ工房があって、巣蜜入りハチミツが出てきたのですが、ちょうどうちの冷蔵庫にも巣蜜入りハチミツがあり縁を感じました。パンにつけて食べています。
体育会系です。体力と根性がこの対決勝負の基本です。みなさん立派でした。
厚底15cmの靴で、歩いたり走ったりされたぱーてぃーちゃん信子さんはたいしたものです。びっくりしました。陸上部で活躍されたスポーツウーマンだそうです。
太川陽介さんがいろいろ苦労されています。
この番組を観たあと、答え合わせの映像も見ましたが、『思いこみ』が敗因との指摘でした。
されど、しかたがありません。歳をとってくると、経験で物事を考えるようになります。たいていはそれでのりきれます。ただし、勝負で勝つためには、①ひらめき ②勢い ③真剣勝負(絶対引かない強い気持ち)の要素が必要になります。
北乃きいさんが実家がある地元だそうで(三浦半島横須賀市出身)、YRP野比というのが何なのかに興味をもちました。野比という苗字(みょうじ)は、ドラえもんに出てくる野比のび太くんを思い浮かべます。YRPは、調べたら、「ヨコスカ・リサーチ・パーク」でした。なるほど。地元が企業を誘致するためのスペースです。各種研究施設用地に向いているらしい。
東京湾フェリーから見える海と夕陽がきれいでした。富士山も美しい。
東京湾をはさんで、千葉と神奈川を行ったり来たりで、広範囲のダイナミックな闘いでした。
真夜中の道を歩く鉄道チーム三人の女性に、通りがかりの車から一般の人が(親子のこどもさんの声に聞こえました)、『がんばってください』の応援のかけ声が良かった。つらい思いをしているときこそ応援してあげたい。
何度か、あまりにもつらい状況で、笑うしかないというシーンがあり、心に残りました。
朝5時からの朝市もすごい。朝5時過ぎから、『もう終わっちゃうよ』のお店の方のかけ声にびっくりしました。
鉄道チームが歩くのは宿命です。バスチームは小回りが利きます。(ききます)
鉄道チームは列車に乗ってしまえば相当速いのがお得です。
村井美樹さんが、いすみ鉄道というのは、本数が少ないと言ったので調べてみました。1時間に1本ぐらいの感じで、途中駅間だけの運行もありますな。
鉄道チームは、波乱が続きました。だいじな地図をコンビニに忘れてきたり、タクシー料金をもたずに村井美樹さんが帰りはタクシーに乗るつもりで温泉にひとりで入りに行ったり、されど、失敗は成功のもとで、タクシー代の節約になりました。(村井美樹さんは、歩いたり、走ったりで、タクシーを使わなくてもあとのふたりとの待ち合わせの時刻に間に合いました)
あとは、村井美樹さんは方向音痴でよく道を間違えるのですが、今回も駅への道を間違えました。例によって、けっこう長い時間、間違いに気づけませんでした。人に聞けばいいと思うのですが、山の中で、なにせ通行人がいません。ハードです。
せっぱつまったときに、人間性が表に出てきます。
みなさん性格の良い方ばかりで、お怒り(おいかり)になる人もおらず、やけになる人もおらず、感心しました。
わたしは、歳をとってみて、わかったのですが、人生においてトラブルが起きるのは、あたりまえのことで、事件や事故や失敗は、人生につきものなのです。
人間の運命の矢印は常に最悪の方向へと向かっているのです。そこをなんとかするのです。物事というものは、なんとでもなります。なるようになる。一生懸命やって、できるものはできるし、できないものはできないのです。できなかったからといって、気にすることもないのです。期限はあるようでない。すべての期限は、自分が死ぬ時だと割り切っています。
地元の名物料理、『おらが丼(どんぶり)』も、辛い(からい)タンタンメンもなかなか良かった。
バスチームのおふたりの女性のチャレンジはすばらしかった。鉄道チーム北乃きいさんの激辛(げきから)タンメンチャレンジも迫力がありました。
ドラマチックな展開が何度もありました。
最後は、列車の発車まで、奇跡の残り1分での乗車で、鉄道チームが勝利を手に入れました。おめでとうございます。
信じられないようなびっくりすることが起きる番組です。
あまりにもすごすぎて笑うしかないときもあります。アツアツタンタンメンのぐつぐつと煮えているスープを見たときにそんな感じになりました。
タカラジェンヌだった真飛聖(まとぶ・せい)さんの根性はすごい。以前、太川陽介さんとえびすよしかずさんのバス旅のゲストで、元タカラジェンヌの遼河はるひさん(りょうがはるひさん)が、路線バスの中で、宝塚歌劇団が好きな女子高生にした話が良かった。『人生のすべてで使う根性をそこで(宝塚歌劇団で)使い切った』
いろいろ話題になっていますが、良くも悪くも宝塚歌劇団魂がその後の人生で生きています。
こちらの番組で走る女子たちは、鬼のような形相(ぎょうそう)です。
同じ週に、BSテレ東で再放送されている昔の太川陽介さんとえびすよしかずさんの路線バス乗り継ぎ人情旅の番組を観たのですが、太川陽介さんが、今より10歳以上お若いです。同行のえびすよしかずさんもきびきびとしていてお元気です。なのにえびすさんは、今は認知症になってヨロヨロです。別人のように変化して今は元気がありません。
先日は、大相撲で、新入幕したばかりの尊富士(たけるふじ)の劇的な優勝のあと、えびすよしかずさんの近況を伝える福祉的な認知症がらみの番組がNHKで流れていました。
えびすさんは雀荘で(じゃんそうで)、年配の女性たちとマージャンを始めましたが、よろよろでした。もともとギャンブル好きで、しぶとい勝負師のマージャンを打つ人でしたが、今はもう、マージャンパイをにぎる指に力もはいらないようすです。ルールも忘れてしまっているようすでした。認知症で人格がいくぶんか変わってしまわれました。なにかしら認知症が治るいい薬があれば、えびすさんに飲むなり、点滴するなりして、また元気になってほしいものです。
洋画、『グリーンマイル』では、体の大きな主人公が、認知症の女性を治すシーンがあります。認知症にきく特効薬を発明したらノーベル賞がもらえるような気がします。
太川陽介さんとえびすよしかずさんは、右と左、前と後ろ、水と油みたいな性格で、お互いに、いやだろうなあと思いあうコンビでした。そこが、おもしろかった。あんがい、自分と似たような性格の人とは友だちにはなりにくいものです。自分にないものをもっているから相手に魅力を感じるということはあります。
昔の路線バス乗り継ぎ人情旅の番組でも、太川陽介さんがえびすよしかずさんに本気で怒ってカッカするのですが、えびすさんがさらりとかわしていきます。『もうこの番組は、今回で最後だ!』と太川さんにどなられたえびすさんが、『収入が減るから困る』みたいなことを言い、『マンガで食べていけばいいじゃないか』と太川さんに言い返されて、えびすさんは、『マンガは売れない』と嘆きます。えびすさんは、受け答えがじょうずです。生まれながらにしてもっているユーモアがあります。
また、番組の別の放送回の時に、太川陽介さんと女性のゲストの意見が対立すると、えびすさんが太川さんに、女の人の言うことはきいておいたほうがいいよとアドバイスします。なかなかおもしろくて、楽しい番組でした。
そのうちまたおふたりは再会されるのでしょう。太川さんはえびすさんの元気のない変わりように驚かれるでしょう。でも、そういう太川さんもそれなりに歳をとられました。
勝負を終えて、みなさんいい仲間です。
この番組でいっしょになったことが縁で、互いに一生(いっしょう)の友になる人もいるのでしょう。
太川陽介路線バスチーム これまでに8勝:北乃きい (ぱーてぃーちゃん)信子
村井美樹鉄道チーム これまでに10勝:真飛聖(まとぶ・せい) 馬場もも子
6人のうち、女性が5人で、にぎやかで華やかな時間帯でした。なかなか良かった。
太川陽介さんは負けて、4連敗でしたが、村井美樹さんも以前は負けが続いてつらいときもありました。
太川陽介さんが次回は勝つといいなと思うのですが、村井美樹さんの壁はぶ厚くなりました。
出発地である東京湾を横断する道路(東京湾アクラライン・海ほたるパーキングエリアとか)のあたりは、自家用車やレンタカーで何回か行き来しました。途中空撮で出てきた千葉県房総半島にある鋸山(のこぎりやま)にも登ったことがあります。見ていて、身近に感じるコース取りでした。
ちょっと不思議に思ったのは、鉄道の村井美樹チームが、初日に東京湾を横切るフェリーに乗ろうとしたことでした。(神奈川県横須賀市久里浜(くりはま)-千葉県富津市金谷(ふっつしかなや))
わたしは鉄道で、千葉から品川あたりまでをたまに往復するのですが、東京湾をぐるりと鉄道で移動できることを始めて知ったときに、なんて便利で素敵なのだろうかと思いました。
鉄道チームは鉄道を使うから鉄道チームなのですから、いくら時間がかかろうと、初日は鉄道で行ってほしいと思いました。番組では、なりゆきで、鉄道を使うことになったので、それはそれでとても良かったと思います。
チェックポイントで、はちみつ工房があって、巣蜜入りハチミツが出てきたのですが、ちょうどうちの冷蔵庫にも巣蜜入りハチミツがあり縁を感じました。パンにつけて食べています。
体育会系です。体力と根性がこの対決勝負の基本です。みなさん立派でした。
厚底15cmの靴で、歩いたり走ったりされたぱーてぃーちゃん信子さんはたいしたものです。びっくりしました。陸上部で活躍されたスポーツウーマンだそうです。
太川陽介さんがいろいろ苦労されています。
この番組を観たあと、答え合わせの映像も見ましたが、『思いこみ』が敗因との指摘でした。
されど、しかたがありません。歳をとってくると、経験で物事を考えるようになります。たいていはそれでのりきれます。ただし、勝負で勝つためには、①ひらめき ②勢い ③真剣勝負(絶対引かない強い気持ち)の要素が必要になります。
北乃きいさんが実家がある地元だそうで(三浦半島横須賀市出身)、YRP野比というのが何なのかに興味をもちました。野比という苗字(みょうじ)は、ドラえもんに出てくる野比のび太くんを思い浮かべます。YRPは、調べたら、「ヨコスカ・リサーチ・パーク」でした。なるほど。地元が企業を誘致するためのスペースです。各種研究施設用地に向いているらしい。
東京湾フェリーから見える海と夕陽がきれいでした。富士山も美しい。
東京湾をはさんで、千葉と神奈川を行ったり来たりで、広範囲のダイナミックな闘いでした。
真夜中の道を歩く鉄道チーム三人の女性に、通りがかりの車から一般の人が(親子のこどもさんの声に聞こえました)、『がんばってください』の応援のかけ声が良かった。つらい思いをしているときこそ応援してあげたい。
何度か、あまりにもつらい状況で、笑うしかないというシーンがあり、心に残りました。
朝5時からの朝市もすごい。朝5時過ぎから、『もう終わっちゃうよ』のお店の方のかけ声にびっくりしました。
鉄道チームが歩くのは宿命です。バスチームは小回りが利きます。(ききます)
鉄道チームは列車に乗ってしまえば相当速いのがお得です。
村井美樹さんが、いすみ鉄道というのは、本数が少ないと言ったので調べてみました。1時間に1本ぐらいの感じで、途中駅間だけの運行もありますな。
鉄道チームは、波乱が続きました。だいじな地図をコンビニに忘れてきたり、タクシー料金をもたずに村井美樹さんが帰りはタクシーに乗るつもりで温泉にひとりで入りに行ったり、されど、失敗は成功のもとで、タクシー代の節約になりました。(村井美樹さんは、歩いたり、走ったりで、タクシーを使わなくてもあとのふたりとの待ち合わせの時刻に間に合いました)
あとは、村井美樹さんは方向音痴でよく道を間違えるのですが、今回も駅への道を間違えました。例によって、けっこう長い時間、間違いに気づけませんでした。人に聞けばいいと思うのですが、山の中で、なにせ通行人がいません。ハードです。
せっぱつまったときに、人間性が表に出てきます。
みなさん性格の良い方ばかりで、お怒り(おいかり)になる人もおらず、やけになる人もおらず、感心しました。
わたしは、歳をとってみて、わかったのですが、人生においてトラブルが起きるのは、あたりまえのことで、事件や事故や失敗は、人生につきものなのです。
人間の運命の矢印は常に最悪の方向へと向かっているのです。そこをなんとかするのです。物事というものは、なんとでもなります。なるようになる。一生懸命やって、できるものはできるし、できないものはできないのです。できなかったからといって、気にすることもないのです。期限はあるようでない。すべての期限は、自分が死ぬ時だと割り切っています。
地元の名物料理、『おらが丼(どんぶり)』も、辛い(からい)タンタンメンもなかなか良かった。
バスチームのおふたりの女性のチャレンジはすばらしかった。鉄道チーム北乃きいさんの激辛(げきから)タンメンチャレンジも迫力がありました。
ドラマチックな展開が何度もありました。
最後は、列車の発車まで、奇跡の残り1分での乗車で、鉄道チームが勝利を手に入れました。おめでとうございます。
信じられないようなびっくりすることが起きる番組です。
あまりにもすごすぎて笑うしかないときもあります。アツアツタンタンメンのぐつぐつと煮えているスープを見たときにそんな感じになりました。
タカラジェンヌだった真飛聖(まとぶ・せい)さんの根性はすごい。以前、太川陽介さんとえびすよしかずさんのバス旅のゲストで、元タカラジェンヌの遼河はるひさん(りょうがはるひさん)が、路線バスの中で、宝塚歌劇団が好きな女子高生にした話が良かった。『人生のすべてで使う根性をそこで(宝塚歌劇団で)使い切った』
いろいろ話題になっていますが、良くも悪くも宝塚歌劇団魂がその後の人生で生きています。
こちらの番組で走る女子たちは、鬼のような形相(ぎょうそう)です。
同じ週に、BSテレ東で再放送されている昔の太川陽介さんとえびすよしかずさんの路線バス乗り継ぎ人情旅の番組を観たのですが、太川陽介さんが、今より10歳以上お若いです。同行のえびすよしかずさんもきびきびとしていてお元気です。なのにえびすさんは、今は認知症になってヨロヨロです。別人のように変化して今は元気がありません。
先日は、大相撲で、新入幕したばかりの尊富士(たけるふじ)の劇的な優勝のあと、えびすよしかずさんの近況を伝える福祉的な認知症がらみの番組がNHKで流れていました。
えびすさんは雀荘で(じゃんそうで)、年配の女性たちとマージャンを始めましたが、よろよろでした。もともとギャンブル好きで、しぶとい勝負師のマージャンを打つ人でしたが、今はもう、マージャンパイをにぎる指に力もはいらないようすです。ルールも忘れてしまっているようすでした。認知症で人格がいくぶんか変わってしまわれました。なにかしら認知症が治るいい薬があれば、えびすさんに飲むなり、点滴するなりして、また元気になってほしいものです。
洋画、『グリーンマイル』では、体の大きな主人公が、認知症の女性を治すシーンがあります。認知症にきく特効薬を発明したらノーベル賞がもらえるような気がします。
太川陽介さんとえびすよしかずさんは、右と左、前と後ろ、水と油みたいな性格で、お互いに、いやだろうなあと思いあうコンビでした。そこが、おもしろかった。あんがい、自分と似たような性格の人とは友だちにはなりにくいものです。自分にないものをもっているから相手に魅力を感じるということはあります。
昔の路線バス乗り継ぎ人情旅の番組でも、太川陽介さんがえびすよしかずさんに本気で怒ってカッカするのですが、えびすさんがさらりとかわしていきます。『もうこの番組は、今回で最後だ!』と太川さんにどなられたえびすさんが、『収入が減るから困る』みたいなことを言い、『マンガで食べていけばいいじゃないか』と太川さんに言い返されて、えびすさんは、『マンガは売れない』と嘆きます。えびすさんは、受け答えがじょうずです。生まれながらにしてもっているユーモアがあります。
また、番組の別の放送回の時に、太川陽介さんと女性のゲストの意見が対立すると、えびすさんが太川さんに、女の人の言うことはきいておいたほうがいいよとアドバイスします。なかなかおもしろくて、楽しい番組でした。
そのうちまたおふたりは再会されるのでしょう。太川さんはえびすさんの元気のない変わりように驚かれるでしょう。でも、そういう太川さんもそれなりに歳をとられました。
勝負を終えて、みなさんいい仲間です。
この番組でいっしょになったことが縁で、互いに一生(いっしょう)の友になる人もいるのでしょう。
2024年04月12日
キセキの葉書 邦画 2017年(平成29年)
キセキの葉書 邦画 2017年(平成29年) 1時間30分 動画配信サービス
人からいい映画だったと勧められて観ました。
なつかしい気持ちにひたりました。
音楽と歌がなつかしかった。
『花の街』、たしか小学生だったか、中学生だったかのとき、音楽の授業で何度も歌いました。合唱曲です。美しい歌詞とメロディーです。
『耳をすましてごらん』、自分の青春時代にギターを弾きながらよく歌いました。NHK朝ドラ『藍より青く(あいよりあおく)』の主題歌でした。1972年放送(昭和47年)でした。熊本県の天草(あまくさ)という島での話で、自分は天草に土地勘があったので親近感をもちました。
こちらの映画の舞台になった兵庫県の武庫川(むこがわ)というところへは、親族や友人がいたので、十代後半の頃何度か訪れました。いまはもう知り合いはだれもいません。そんな、大昔のことを思い出しながら映像を観ました。
障害児(脳性麻痺女児6歳ぐらい)を抱えた母親の物語です。小学四年生ぐらいの長男がいます。夫は大学の先生のようです。
母親の実家が大分県の佐伯市で(さえきしで)、彼女の父親がいて、実家の母親は精神病と認知症を発症しています。なかなか厳しい環境です。
まあ、自分は男なので、まず、ご主人とお父さんの動きがあまりないのが気になりました。介護も育児も家事も女性の仕事みたいになっています。(それではいけません。男も参加しましょう)
冒頭付近にあった。手を握ることによる女児の意思表示が良かった。
以前読んだ本で、『跳びはねる思考 東田直樹 イースト・プレス』を思い出しました。外見は障害者でも頭脳は明晰(めいせき。はっきりしている)なのです。きちんと意思があるのです。読んだ時の感想の一部です。
『常識の枠を破って、世界観が広がる本です。会話ができない自閉症である著者が自らは意識をもっていることを証明しています。その知能レベルは高い。22歳同年齢の健常者以上です。奇跡を感じます。驚きました。』
障害者でも意思疎通は可能なのです。ちゃんと心があって、脳みその中は活動しているのです。表にうまく出せないだけなのです。
『気持ち』を重視する映画です。
葉書に気持ちをこめるのです。
『気持ち以外で人を助けることができますか?』という問いに対して、『それ以外で(気持ち以外で)、助かる人がおるんですか?』と返答がありました。
人間が窮地に追い込まれたときの最後は、ガッツ(強い意思)で克服するのです。
葉書は、日記ですな。返事不要の日記です。されど、毎日書いて送るとなればネタ切れ発生です。息子さんにも手伝ってもらいます。日記はやがて、創作物語に変化していきます。
書き続けることが、文章上達と創作じょうずになるコツです。
もし自分だったら、書けるときに何枚も書いて、ストック(保存)しておくだろうと思いました。
生きていくのはつらいなあ。
つらいこともあるけれど、同じくらいうれしいこともあるなあ。
そういう映画です。胸を打つ感動があります。
合唱『花の街』を聴いていると、淡々ときちんと生活していく。一日一日の積み重ねで、夢を達成する。歌にあわせて、一日1枚ずつ娘から母親に届く葉書が増えていきます。『やさしい気持ち』があります。
施設へ入れる(いれる)話がでます。障害があるこどもさんについてと、老いた認知症の母親についての両方です。
理想としては、なるべく在宅で介護なりをやったほうがいいと思います。
施設は楽園でも心地よい天国でもないと思います。本人もまわりもたいへんそうです。
ただ、親族だけの介護には無理があります。社会的介護(ヘルパー派遣など)に寄りかかったほうがいい。実の親子だけだと、DV(ドメスティックバイオレンス。家庭内暴力)が起きそうです。
実話の映画化だそうです。
ご苦労があったとお察しします。
自分はだいじょうぶと思っている人が、あんがい認知症になったりもします。
明日はわが身です。
母親は本を出版するためにがんばって原稿を書きます。今はパソコンの時代なので、映像で見る手書きの原稿書きはちょっと時代錯誤かなと思いましたが、阪神淡路大震災のころは、まだ、ワープロの時代だったから、手書きでもだいじょうぶでしょう。大きな自然災害でしたが、もうずいぶん昔のことになりました。1995年(平成7年)1月17日阪神淡路大震災発災(はっさい)でした。
映像を観ていて、昔読んだ、『1リットルの涙』を思い出しました。『1リットルの涙 木藤亜矢 幻冬舎文庫』
たしか、『体が不自由、歩き方を笑われる。自分を金食い虫と責める。頭が悪くてもいいから丈夫な体がほしい。本人もお母さんもつらい。Dr.に病気を治してと訴える。生徒手帳と身体障害者手帳をもらう。修学旅行先で気持ちの悪いものを見るように見つめられる。ついに歩けなくなる。自分は何のために生きているのか。結婚したい。自分にできることは、自分の死体を医学に役立ててもらうことだけ。』と書いてありました。自殺して命を失うなら、その命をわたしにくださいとも書いてあったような記憶です。自殺しちゃだめです。自殺しなくても人間は、いつかは必ず死にます。
本を二回読んで、以下は、二回目に読んだときの感想です。
『作者は泣き虫でした。後半が近づくにつれ、読者も涙なしでは読めなくなります。二度目の読書にあたって整理しました。家族構成は次のとおりで始まります。7人の大家族です。両親、作者14歳、妹12歳、弟11歳、弟10歳、妹2歳です。母親は保健所勤務の保健師です。作者の病名は、「脊髄小脳変性症」です。17歳で身長149cm、体重36kg、徐々に歩けなくなる。ものをつかめなくなる。声が出なくなる。寝たきりになる。しかし、頭脳ははっきりしています。学力があっても体の動きはついていけない。25歳10か月で亡くなっています。』
こちらの映画では、仮面うつとか、発作(ほっさ)による呼吸困難とか、自殺企図(じさつきと)とか、考え出すといろいろむずかしい。はりつめたものがある映画でした。
小学生男児たちによる主人公ママの創作作品批評の時間帯が良かった。批評とはいえ、母親にとっても、くつろげる時間帯でした。
何も考えないという健康法もあるような気がしました。気持ち60%を入れ込むけれど、あとの40%であきらめる。なんとかなるとあきらめる。リラックス、リラックス。くつろぐ。
人からいい映画だったと勧められて観ました。
なつかしい気持ちにひたりました。
音楽と歌がなつかしかった。
『花の街』、たしか小学生だったか、中学生だったかのとき、音楽の授業で何度も歌いました。合唱曲です。美しい歌詞とメロディーです。
『耳をすましてごらん』、自分の青春時代にギターを弾きながらよく歌いました。NHK朝ドラ『藍より青く(あいよりあおく)』の主題歌でした。1972年放送(昭和47年)でした。熊本県の天草(あまくさ)という島での話で、自分は天草に土地勘があったので親近感をもちました。
こちらの映画の舞台になった兵庫県の武庫川(むこがわ)というところへは、親族や友人がいたので、十代後半の頃何度か訪れました。いまはもう知り合いはだれもいません。そんな、大昔のことを思い出しながら映像を観ました。
障害児(脳性麻痺女児6歳ぐらい)を抱えた母親の物語です。小学四年生ぐらいの長男がいます。夫は大学の先生のようです。
母親の実家が大分県の佐伯市で(さえきしで)、彼女の父親がいて、実家の母親は精神病と認知症を発症しています。なかなか厳しい環境です。
まあ、自分は男なので、まず、ご主人とお父さんの動きがあまりないのが気になりました。介護も育児も家事も女性の仕事みたいになっています。(それではいけません。男も参加しましょう)
冒頭付近にあった。手を握ることによる女児の意思表示が良かった。
以前読んだ本で、『跳びはねる思考 東田直樹 イースト・プレス』を思い出しました。外見は障害者でも頭脳は明晰(めいせき。はっきりしている)なのです。きちんと意思があるのです。読んだ時の感想の一部です。
『常識の枠を破って、世界観が広がる本です。会話ができない自閉症である著者が自らは意識をもっていることを証明しています。その知能レベルは高い。22歳同年齢の健常者以上です。奇跡を感じます。驚きました。』
障害者でも意思疎通は可能なのです。ちゃんと心があって、脳みその中は活動しているのです。表にうまく出せないだけなのです。
『気持ち』を重視する映画です。
葉書に気持ちをこめるのです。
『気持ち以外で人を助けることができますか?』という問いに対して、『それ以外で(気持ち以外で)、助かる人がおるんですか?』と返答がありました。
人間が窮地に追い込まれたときの最後は、ガッツ(強い意思)で克服するのです。
葉書は、日記ですな。返事不要の日記です。されど、毎日書いて送るとなればネタ切れ発生です。息子さんにも手伝ってもらいます。日記はやがて、創作物語に変化していきます。
書き続けることが、文章上達と創作じょうずになるコツです。
もし自分だったら、書けるときに何枚も書いて、ストック(保存)しておくだろうと思いました。
生きていくのはつらいなあ。
つらいこともあるけれど、同じくらいうれしいこともあるなあ。
そういう映画です。胸を打つ感動があります。
合唱『花の街』を聴いていると、淡々ときちんと生活していく。一日一日の積み重ねで、夢を達成する。歌にあわせて、一日1枚ずつ娘から母親に届く葉書が増えていきます。『やさしい気持ち』があります。
施設へ入れる(いれる)話がでます。障害があるこどもさんについてと、老いた認知症の母親についての両方です。
理想としては、なるべく在宅で介護なりをやったほうがいいと思います。
施設は楽園でも心地よい天国でもないと思います。本人もまわりもたいへんそうです。
ただ、親族だけの介護には無理があります。社会的介護(ヘルパー派遣など)に寄りかかったほうがいい。実の親子だけだと、DV(ドメスティックバイオレンス。家庭内暴力)が起きそうです。
実話の映画化だそうです。
ご苦労があったとお察しします。
自分はだいじょうぶと思っている人が、あんがい認知症になったりもします。
明日はわが身です。
母親は本を出版するためにがんばって原稿を書きます。今はパソコンの時代なので、映像で見る手書きの原稿書きはちょっと時代錯誤かなと思いましたが、阪神淡路大震災のころは、まだ、ワープロの時代だったから、手書きでもだいじょうぶでしょう。大きな自然災害でしたが、もうずいぶん昔のことになりました。1995年(平成7年)1月17日阪神淡路大震災発災(はっさい)でした。
映像を観ていて、昔読んだ、『1リットルの涙』を思い出しました。『1リットルの涙 木藤亜矢 幻冬舎文庫』
たしか、『体が不自由、歩き方を笑われる。自分を金食い虫と責める。頭が悪くてもいいから丈夫な体がほしい。本人もお母さんもつらい。Dr.に病気を治してと訴える。生徒手帳と身体障害者手帳をもらう。修学旅行先で気持ちの悪いものを見るように見つめられる。ついに歩けなくなる。自分は何のために生きているのか。結婚したい。自分にできることは、自分の死体を医学に役立ててもらうことだけ。』と書いてありました。自殺して命を失うなら、その命をわたしにくださいとも書いてあったような記憶です。自殺しちゃだめです。自殺しなくても人間は、いつかは必ず死にます。
本を二回読んで、以下は、二回目に読んだときの感想です。
『作者は泣き虫でした。後半が近づくにつれ、読者も涙なしでは読めなくなります。二度目の読書にあたって整理しました。家族構成は次のとおりで始まります。7人の大家族です。両親、作者14歳、妹12歳、弟11歳、弟10歳、妹2歳です。母親は保健所勤務の保健師です。作者の病名は、「脊髄小脳変性症」です。17歳で身長149cm、体重36kg、徐々に歩けなくなる。ものをつかめなくなる。声が出なくなる。寝たきりになる。しかし、頭脳ははっきりしています。学力があっても体の動きはついていけない。25歳10か月で亡くなっています。』
こちらの映画では、仮面うつとか、発作(ほっさ)による呼吸困難とか、自殺企図(じさつきと)とか、考え出すといろいろむずかしい。はりつめたものがある映画でした。
小学生男児たちによる主人公ママの創作作品批評の時間帯が良かった。批評とはいえ、母親にとっても、くつろげる時間帯でした。
何も考えないという健康法もあるような気がしました。気持ち60%を入れ込むけれど、あとの40%であきらめる。なんとかなるとあきらめる。リラックス、リラックス。くつろぐ。
2024年04月11日
出川哲朗充電バイクの旅 高知四万十川から愛媛段畑
出川哲朗の充電させてもらえませんか? 高知四万十川から愛媛遊子荷浦(ゆすみずがうら)の段畑 TVer(ティーバー)
おかげ様で8年目!行くぞ清流四万十川(しまんとがわ)からだるま夕日に宇和島のピラミッド!絶景だらけの118キロ!なんですが澤部とあばれる君が有頂天すぎてヤバイよヤバイよSP
もう何十年も前のことですが、自分が19歳のころ、車で四国を回った時に通ったルートだったので、なつかしく拝見しました。
この番組は、めでたく8年目を迎えられたそうですので、出川哲朗さんもゲストさんたちも健康に留意して番組を継続してくださいな。
いつも映像ででてくる景色を楽しみに観ています。行ったことがないところでも、たぶんこんなふうなところなんだろうなと想像しながら、イメージをふくらませています。
宿毛(「すくも」と呼びます):自分が車で四国を回った時は、地名の読み方を間違えて、通りがかりの中年男女二人連れに、『この道は、しゅくげまでつながっていますか?』とたずねたら、『しゅくげ』というところは聞いたことがないと言われました。漢字で書くと宿(やど)に毛ですと再度聞いたら、すくもと呼ぶんだよと笑いながら教えてくださいました。道路に間違いはありませんでしたが、当時の道は、道幅が狭く、舗装もされていなかったような記憶で、本当にこの道で宿毛に行けるのだろうかと不安でした。当時は今のようなカーナビという気のきいたものもありませんでした。もちろん車はマニュアル車で、エアコンも付いていませんでした。高知から→途中に「中村」という地名があった記憶です→宿毛(すくも)→宇和島→松山へと移動しました。
番組では、メンバーは、ずいぶんといなかのほうを回られました。人があまりいないから、自然が豊かです。人間がいると、どうしても自然が汚れてしまいます。
土方ディレクター(ひじかたディレクター)はあいかわらず段取りが悪くておもしろい。太川陽介さんと路線バスの旅に出ていたえびすよしかずさんみたいで笑いを提供してもらえます。
ハライチの澤部さんはバイクに乗り慣れていないようすで、また、この番組のゲストさんは、数日前に突然出演することを教えてもらうようで、心の準備がたいへんそうです。
だるま夕日の景色が良かった。(海に沈む太陽が反射して、だるまさんのように見える)
地元のお祭り会場はにぎやかです。海辺のお祭りです。
どこへ行っても芸能人見物めあてに、すごい数の人たちが集まってきます。
こどもさんたちも多い。
ゴール前のバッテリー電池切れでドタバタ騒ぎは、ちょっとうるさすぎるかなあと感じました。
この番組の場合、ゴールはあってないようなものなので、ゴールできなくてもだいじょうぶですよ。
おかげ様で8年目!行くぞ清流四万十川(しまんとがわ)からだるま夕日に宇和島のピラミッド!絶景だらけの118キロ!なんですが澤部とあばれる君が有頂天すぎてヤバイよヤバイよSP
もう何十年も前のことですが、自分が19歳のころ、車で四国を回った時に通ったルートだったので、なつかしく拝見しました。
この番組は、めでたく8年目を迎えられたそうですので、出川哲朗さんもゲストさんたちも健康に留意して番組を継続してくださいな。
いつも映像ででてくる景色を楽しみに観ています。行ったことがないところでも、たぶんこんなふうなところなんだろうなと想像しながら、イメージをふくらませています。
宿毛(「すくも」と呼びます):自分が車で四国を回った時は、地名の読み方を間違えて、通りがかりの中年男女二人連れに、『この道は、しゅくげまでつながっていますか?』とたずねたら、『しゅくげ』というところは聞いたことがないと言われました。漢字で書くと宿(やど)に毛ですと再度聞いたら、すくもと呼ぶんだよと笑いながら教えてくださいました。道路に間違いはありませんでしたが、当時の道は、道幅が狭く、舗装もされていなかったような記憶で、本当にこの道で宿毛に行けるのだろうかと不安でした。当時は今のようなカーナビという気のきいたものもありませんでした。もちろん車はマニュアル車で、エアコンも付いていませんでした。高知から→途中に「中村」という地名があった記憶です→宿毛(すくも)→宇和島→松山へと移動しました。
番組では、メンバーは、ずいぶんといなかのほうを回られました。人があまりいないから、自然が豊かです。人間がいると、どうしても自然が汚れてしまいます。
土方ディレクター(ひじかたディレクター)はあいかわらず段取りが悪くておもしろい。太川陽介さんと路線バスの旅に出ていたえびすよしかずさんみたいで笑いを提供してもらえます。
ハライチの澤部さんはバイクに乗り慣れていないようすで、また、この番組のゲストさんは、数日前に突然出演することを教えてもらうようで、心の準備がたいへんそうです。
だるま夕日の景色が良かった。(海に沈む太陽が反射して、だるまさんのように見える)
地元のお祭り会場はにぎやかです。海辺のお祭りです。
どこへ行っても芸能人見物めあてに、すごい数の人たちが集まってきます。
こどもさんたちも多い。
ゴール前のバッテリー電池切れでドタバタ騒ぎは、ちょっとうるさすぎるかなあと感じました。
この番組の場合、ゴールはあってないようなものなので、ゴールできなくてもだいじょうぶですよ。
2024年04月08日
正直不動産 スペシャルとシーズン2
正直不動産 スペシャルとシーズン2 動画配信サービス
最初のシリーズであった2022年(令和4年)の全10話を観て、いいドラマでした。
今度は、今年(2024年)年明けから放送された分を見てみます。
最終話はすでに終わっています。
自分が観るのは、これからが初めてです。
『まずは、スペシャル版の回を観ました』
『いいえ、わたしは、ウソがつけない人間なんです。』
テーマは、『正直』であることです。
とことん、『正直』で押します。
そういうドラマです。
原野商法にひっかかった人がまた、だまされます。(そういうことが現実にありました。1970年代から80年代(昭和45年から昭和55年、そして昭和64年(平成元年)あたり)だまされやすい人は、何度でもだまされる傾向があるのです。人を信じやすい人は、良くも悪くも、お人よしなのです。(だれにでもやさしいからだまされる人のことです)
『カスタマーファースト』(それは、現実には、ありえない夢です。理想です。どこかで線引きしないと、共倒れの危険性があります。だけど、ドラマの中ではありえます)
『家』はだいじです。家の中をどういうふうにレイアウトして飾るかもだいじです。家を買ったけれど、住宅ローンを返済できない話です。一度は手に入れた家を手ばなさなければなりません。
映像自体は、舞台劇を観ているようでした。
家の中の風景が出ますが、家財道具が新品の部屋であり、こどもさんの身長の成長記録が見えるシーンでは、今、全部つくったというような状態に見えます。映像の中に家族の歴史がありませんでした。
借金とか、お金について考える。
他力本願(たりきほんがん)では、財産はなかなかつくれません。
不動産取引において、信頼関係はだいじです。
友だちだからお金を貸してくれと言う人がいます。そんな人は友だちではありません。
自分が若い頃、お金を貸したら、相手が音沙汰なし(おとさたなし)になったことが何度かありました。ひどいやつらでした。若い頃は失敗ばかりしました。わたしは若いころ、だまされやすい人でした。お人よしでした。助けてくれと言うから、お金を貸したのに、貸したお金を返してくれないような人間は、友だちではありません。
ドラマの主人公が、仕事で疲れ果てて、本人の根気が切れます。
『もうオレにできることはない。』
ストーリーには、父親と息子の対立があります。
人情噺(にんじょうばなし。思いやりの話。今回のドラマの場合は、親子間の思いやり)が続きます。
世帯主は、自分の気持ちだけで、家族全体のことを決めてはなりません。自分の気持ちはおいといて、家族全体のために、結論を導く方向で動くのが、世帯主の役割と責任です。
世帯主が自分ひとりの考えで、家族について、すべてのことを決めてしまうのは、独裁者であり、世帯主であるあなたはまだこどもだということです。
おとなは、みんなの考えを聞いて、その結論が自分の意見に反することでも、みんなのために、やるべきことはやります。そうすれば、尊敬してもらえます。たぶん。
父親から息子への謝罪があります。
現実には、ここまで親子関係がこじれていると、今回の話のようにうまくは運びませんが、これはドラマです。
このドラマは、『物語で人を幸せにする。』作品です。
にぎやかでいい雰囲気です。
善良VS悪党です。
正直不動産は善良で、ウソはつけないのです。
『第一話から第十話』
<エピソード1 嘘がつけなくなった不動産屋>
男はつらいよ。フーテンの寅さん映画の冒頭シーンみたい。寅次郎が夢をみるのです。
不動産が素材ですから、お金持ちの人たちのお話です。
新幹線で東京へ行くときに、品川駅が近づくと新幹線の車窓からタワーマンションがたくさん見えます。
自分は、タワーマンションに住みたいとは思いません。
自分が分譲マンションに住んでいたころは、住宅ローンに加えて、管理費、修繕積立金、駐車場代、固定資産税などの合計額が大きな負担でした。住宅ローンが終わっても諸経費の支払いは続きます。その点、戸建てなら駐車場代もいりません。外壁塗装はしますが、13年間に1回ぐらいの間隔と感覚で、やるもやらぬも自分たちの考え次第です。自由度が高い。
マンションは共同住宅ですから、管理費や修繕積立金等を滞納する人がいます。大規模改修では修繕積立金を原資とした改修費が不足してもめます。諸経費を払ってくれない人は、なにがなんでも払ってくれないので、諸経費を値上げして、ほかの人で負担しなければならないのかというへんな雰囲気になります。
あわせて、高い階は、鳥や空飛ぶ昆虫たちが住む世界です。(夏になると、セミがベランダに飛び込んできて、死骸だらけになったことがあります)。人間が住むのには住みにくかった。
エレベーターの利用もエレベーターが止まればたいへんです。ふだんでも、建物内での上下移動に時間がかかります。エレベーターが、絶対に安全とか完璧に大丈夫とか、そんなことはありえません。
今回のドラマは、そんな話の回でした。
なんだか、へんな新入社員がドラマに複数現れます。困り者たちです。
顧客の家族のこどもさんの言葉に助けられました。
『(タワーマンションへの引っ越しは)本当はイヤ』
歳をとってからの段差とか坂道はとてもつらいです。たいていお年寄りは転んで(ころんで)から具合が大きく悪くなります。
虚栄心は引っ込めよう。プライドのためだけに不動産を手に入れることはやめたほうがいい。家族みんなの暮らしやすさで住居を選択すべきです。
資金がないのに不動産を購入してはいけない。大きな金額です。うまくいかなければ自己破産の危険性をはらんでいます。今の家を売却できてから新しい家を購入するという順番はだいじです。お金があって、無理ではないのなら、買ってから売るという順番はありです。加えて、今も住んでいる状態ではなかなか売れません。空き家にしてからのほうが売れる確率が高いということはあると思います。
勝つとか負けるとか、自分たちとあいつらとか、そういうことが、民主主義の良くないところです。必ずふたつ以上のグループに分かれるのです。民主主義は、競争主義社会です。
『(営業マンは)どこを向いているんだ。お客さまのほうを向こう。』まあ、ドラマです。現実では、顧客のほうが、もし自分たちがここに住んだらどうなるのかを、購入前によく調べて、十分気をつけたほうがいい。
<エピソード2 1位にこだわる理由>
不動産トラブルの話です。
法律のドラマです。勉強になります。
祖父と孫が暮らしている家と土地を、別居している息子(孫の父)が売却しようとします。いろいろわけありです。
その家の所有者でも賃貸借契約者でもない人は、居住権がないのではないか。(あります)
そんな話です。
身内(親族)の問題です。
『それって、不動産屋の仕事ですか?』という声が不動産屋の社員から出ます。
『わたしの仕事のやりかたです!』別の社員が民事に介入していきます。
ドラマを観ていて思ったのは、人生は、長生きした人が勝ちではないか。最後まで生き残って、その家に住み続けることができた人が、一番の勝利者ではないのかということでした。生きている人が所有権を主張できるのです。
もうひとつは、不動産収入で暮らしている人は、不動産収入以外のことで借金がふくらむと、不動産を失います。かなりきつい思いをすることになります。
演者の演技のしかたとして、大きな声をあげて自分の意見を主張するのではなく、静かな声で、気持ちをこめながら、淡々とセリフを言ったほうが、説得力が増すような気がしました。
<エピソード3 信じられるパートナーとは>
狭小住宅(三階建ての戸建て)の売買の話です。
メリットは、安い。駅から近い。
デメリットは、狭い。狭いことで夫婦がケンカになる。売りたいけれど、狭小物件だから、買い手が見つからない。値段を下げるけれど、それでも買い手が見つからない。
さてどうしようです。
5歳児ぐらいの女の子が解決の鍵をにぎっています。
パパとママは、家が狭いことでケンカばかりしている。もうケンカはやめてです。
別居とか、離婚の話まで出てきておおごとになります。
こどもさんは、ピアノを弾きたい。
いろいろあります。
さて解決策は?
不動産屋のメンバーも含めて、みんな一生懸命です。
こどもさんがいいセリフを言います。『この家のせいで、みんながケンカになっちゃうの。本当は、パパもママも仲がいいんだよ。』(泣かせるいいセリフです)
親子の絆(きずな)を大切にしたいいドラマでした。
<エピソード4 いい部屋の定義>
信用調査に落ちた顧客の話でした。
ローンの返済ができなかった過去の履歴があります。
しかたありません。
『信用』はだいじです。
ギャンブルの借金がどうしたこうしたで、どこかで聞いたことがあるような話です。(野球選手の通訳の話)
そんな男でも見捨てない女性がいます。
男と女は理屈通りにはいきません。
どこかひとつでも尊敬できるところが相手にあれば、あとのことは目をつぶれるということはあります。
されど、どこかで線引きをしなければ共倒れになることもあります。
これは、ドラマですから修復がききましたが、現実ではそうはいきません。
無理な運びのあるお話でした。
お金のやりとりに、人情はいれないほうがいい。
解決策の手法が、『手紙』でした。
手紙は大きなトラブルになることがあるので、気をつけたほうがいい。
以前、手紙がきっかけで、複数の殺人事件につながった事件がありました。手紙ではなくて、ちゃんと会って言葉で自分の気持ちを伝えたほうがいい。それでも気持ちが伝わらないのなら、あきらめるしかありません。
<エピソード5 優しい噓>
う~む。つくってあるお話でした。
フラット35(35年固定金利ローン)の不正利用です。
虚偽申請があります。
やってはいけないことです。
不動産業界には、悪徳業者があるという設定です。ウソをついて大金を動かして手に入れて、ばれるまえに計画倒産をして逃げ切る手法があります。
顧客は相当痛い目にあいます。顧客の自己破産もありえます。
主人公は、状況設定として、風が吹いて、ほっぺたがふくらんで、本音を言い始めます。(正直なのです)
おもしろい。
人を信用しすぎてはいけない。
知り合いだからというのは、信用する根拠にはならない。むしろなにかの取引をするときは、知り合いではない人に頼んだ方が無難です。なにかあったときに、断りやすい。
うわべだけの思いやりはいらない。ルールの範囲内にいるようにする。自分側の人間を防衛する気持ちを忘れない。
ドラマに出てくるライバル会社の営業マンが、どうして、ときおり、お馬さんのようにタップ(ダンス)を踏むのだろう。(ヘンです)(その後、交通事故で亡くなった奥さんとこどもさんがらみであることがわかりました)
<エピソード6 仕事をする理由>
家賃を滞納している女優志望の若い女子の話でした。
単純にいえば、家賃を払えないのなら退去です。退去が、女優になる夢をあきらめることになるというつながりの設定です。そこに、Z世代という、必要以上に働かない若い男性社員がからんできます。
主人公が、普通なら言えない本音を言ってしまうのが、このドラマの肝(きも。重要な点)です。
胸がスーッとします。
最後はうまくまとまるというパターンです。
大家が親代わりという時代がありました。
雇い主が親代わりという時代もありました。
独身寮の寮生を、世話をする寮長のような人が親代わりという時代もありました。
あの昭和の時代はどこかへ行ってしまいました。
がんばる人は応援したい。
されど、お金がないということはつらい。
『夢』をあきらめなければならないときもあります。
夢を追うことの決心は、ドラマの中だけということもあります。現実には、あきらめたほうが、賢明なときもあります。
家賃を払えないあなたは、夢をあきらめてください。
まず、家賃を払ってから夢を追ってください。
知恵をふりしぼる。
そもそも、自分で払える家賃のところに住んでください。
仕事人間がいます。
タイパ:タイムパフォーマンス。時間と効果
コスパ:費用対効果
親ガチャ:生まれた家の環境で人生が左右される。(どこの家に生まれてきても、それなりの苦労はあります)
なんというか。効率だけが人生ではありません。
むだだと思える時間に、楽しみがあります。人生は気持ちです。
めんどうくさい作業の中に、やりがいがあります。成果が楽しみです。
効率がいい人生を送っている人を、幸せな人だとは思いません。
人間は、AI(人工知能)ロボットじゃありません。
<エピソード7 過去の自分と今の自分>
ウソをつく話です。
おとなである孫娘が、おばあちゃんにウソのカレシ、ウソの結婚話みたいなことを言います。おばあちゃんは、孫娘にタワーマンションをプレゼントしたいそうです。
さらに、不動産会社の女性社員が、出会い系サイトを利用して、男をだまして、マンションを売りつけたい話もでます。
全体的に結婚詐欺の話です。
主人公の男性は、正直不動産ですから、ウソをつくことができません。
人にだまされないための研修ビデオのようでもあります。
(案外相手をだましているようで、実は相手にだまされていたというパターンもありそうです)
不動産の契約ですから、大きなお金が動きます。
物件はローンで買えるけれど、手付金を払えないから、不動産屋に手付金分のお金を貸してもらう。(違法だそうです)
顧客から、いろいろ不正を申し込まれます。
(小さな声でもいいから、できないことは、できませんと言いましょう。断らないと、あとで深く悩むことになります。そんなふうなら買ってもらわなくていいですと言える心の余裕をもちましょう)
タワーマンションから見える景色の自慢話が出ます。
観光地などで観る展望台からの景色です。
わたしは、そういう景色は、観光地で、たまに見るだけでいいです。
まあ、つくり話ではあります。
ディーンフジオカさんの役が、恨まれ役(うらまれやく)です。ドラマには、悪役が必要です。悪役がいないと、ドラマの中身が引き締まりません(ひきしまりません)。
名言の趣旨として、『夢と人生設計は、本人のもの。たとえ血縁関係のある親族でも、本人の夢を奪うことはできない』
あたりまえのことをあたりまえにやる。(法令は人の暮らしを守るためにある)
『正直不動産は、不動産で、お客さまを不幸にするようなことはしない。』
(従業員のチョンボで(失策で(しっさくで))、500万円がパーになってしまいました)
500万円を貸した社長の言葉として、『(貸した500万円は)いらん。仕事で返せ。』(さすが社長です)
『1番はだれにも譲らない。そう約束した。(だれと?)(交通事故で亡くなった妻子とでした)』
<エピソード8 信じること>
投資用のワンルームマンションを購入する話に、だましたり、だまされたりの話がからんだ回です。
投資の罠(わな)に陥って(おちいって)、人生で転落していく。
だまされやすい人は何度もでもだまされる。
そこを、阻止しなければならないというのが、正直不動産のモットー(目標とするもの。行動指針)です。
NHKのバラエティー番組、『有吉のお金発見突撃!カネオくん』にでているそらちゃんが受験生の役で出ていました。役柄として、将来、弱きものを助ける弁護士になりたいそうです。
課長代理の藤原さんがかっこよかった。自分の顧客名簿が入ったUSBメモリを、そっと、困っている社員に渡します。
登坂不動産(とさかふどうさん)のメンバーはみんな心優しい。応援したくなります。
このドラマは、第3弾があるような気もしました。
<エピソード9 神木という男>
不動産持ち、お金持ちの人たちのお話です。
賃貸借物件のサブリース契約というものが話の素材になっています。
物件の管理を不動産会社にやってもらって、家主が手間賃を不動産会社に払う契約のようです。
貸主(家主)にとって不利だそうです。借主(不動産会社)にとって有利だそうです。家賃の値下げを家主に提案できるとか、家主から違約金をとることもできるという借主有利な借地借家法だそうです。
登坂不動産VSミネルヴァ不動産というライバル関係が、このドラマの屋台骨になっているのですが、ミネルヴァ不動産の神木さん(ディーンフジオカさん)が、悪の根源のような扱いになっています。
神木さんが悪人になった理由が、交通事故で妻子を亡くしたことという事情説明があります。
正直、よくわからない事情でした。精神的にやられて、頭がおかしくなってしまったとしか思えません。ときおりタップダンスをする理由の説明もありました。BGM(バックグラウンドミュージック)が雰囲気を高めます。
妻子の幽霊が出るという暗示の世界です。わたしは、ついていけません。そういうものがみえるはずがありません。見えたら脳みその病気です。受診した方がいい。レビー小体型認知症にありそうです。
つくり手側の心理として、苦しまぎれに幻想の世界へと逃げたという印象があります。
まあ、ドラマです。つくってある話です。
不動産の悪徳業者を退治する内容のドラマです。
正直者が悪者(わるもの)に勝つのです。勧善懲悪(かんぜんちょうあく。善事を勧め、悪事をこらしめる)です。
<エピソード10 最終話 正直不動産、誕生>
9話とこの最終は尻すぼみに感じました。息切れの内容です。
現実味のないマンガのようでした。(おおげさ。極端)
農地転用による倉庫用地としての大規模開発話(プロジェクト)があります。
そこにライバル不動産会社から妨害が入ります。
主人公の結婚話も、相手の彼女がニューヨーク支店に転勤辞令が出て、いますぐは無理になります。(おそらく続編があるのでしょう。だから、今だ、未了設定にしておく。わたしは、とらえず別居での結婚でもいいと思いました)
主人公の大事な手帳を盗む話が出てくるのですが、ふつう、だいじなものは、バックアップ(同じ内容の物をもうひとつ以上)をとっておきます。
あわせて、プロジェクトの話はもう済んだこととしてもいいような内容です。これまでは、大事な手帳でしたが、今はもう手帳は、思い出の品です。
みんな仕事人間なのねと思いましたが、家族がいる人にとっては、家族のための仕事でした。
決めゼリフとしては、『一生幸せでいたかったら、正直(しょうじき)でいろ!』です。
最初のシリーズであった2022年(令和4年)の全10話を観て、いいドラマでした。
今度は、今年(2024年)年明けから放送された分を見てみます。
最終話はすでに終わっています。
自分が観るのは、これからが初めてです。
『まずは、スペシャル版の回を観ました』
『いいえ、わたしは、ウソがつけない人間なんです。』
テーマは、『正直』であることです。
とことん、『正直』で押します。
そういうドラマです。
原野商法にひっかかった人がまた、だまされます。(そういうことが現実にありました。1970年代から80年代(昭和45年から昭和55年、そして昭和64年(平成元年)あたり)だまされやすい人は、何度でもだまされる傾向があるのです。人を信じやすい人は、良くも悪くも、お人よしなのです。(だれにでもやさしいからだまされる人のことです)
『カスタマーファースト』(それは、現実には、ありえない夢です。理想です。どこかで線引きしないと、共倒れの危険性があります。だけど、ドラマの中ではありえます)
『家』はだいじです。家の中をどういうふうにレイアウトして飾るかもだいじです。家を買ったけれど、住宅ローンを返済できない話です。一度は手に入れた家を手ばなさなければなりません。
映像自体は、舞台劇を観ているようでした。
家の中の風景が出ますが、家財道具が新品の部屋であり、こどもさんの身長の成長記録が見えるシーンでは、今、全部つくったというような状態に見えます。映像の中に家族の歴史がありませんでした。
借金とか、お金について考える。
他力本願(たりきほんがん)では、財産はなかなかつくれません。
不動産取引において、信頼関係はだいじです。
友だちだからお金を貸してくれと言う人がいます。そんな人は友だちではありません。
自分が若い頃、お金を貸したら、相手が音沙汰なし(おとさたなし)になったことが何度かありました。ひどいやつらでした。若い頃は失敗ばかりしました。わたしは若いころ、だまされやすい人でした。お人よしでした。助けてくれと言うから、お金を貸したのに、貸したお金を返してくれないような人間は、友だちではありません。
ドラマの主人公が、仕事で疲れ果てて、本人の根気が切れます。
『もうオレにできることはない。』
ストーリーには、父親と息子の対立があります。
人情噺(にんじょうばなし。思いやりの話。今回のドラマの場合は、親子間の思いやり)が続きます。
世帯主は、自分の気持ちだけで、家族全体のことを決めてはなりません。自分の気持ちはおいといて、家族全体のために、結論を導く方向で動くのが、世帯主の役割と責任です。
世帯主が自分ひとりの考えで、家族について、すべてのことを決めてしまうのは、独裁者であり、世帯主であるあなたはまだこどもだということです。
おとなは、みんなの考えを聞いて、その結論が自分の意見に反することでも、みんなのために、やるべきことはやります。そうすれば、尊敬してもらえます。たぶん。
父親から息子への謝罪があります。
現実には、ここまで親子関係がこじれていると、今回の話のようにうまくは運びませんが、これはドラマです。
このドラマは、『物語で人を幸せにする。』作品です。
にぎやかでいい雰囲気です。
善良VS悪党です。
正直不動産は善良で、ウソはつけないのです。
『第一話から第十話』
<エピソード1 嘘がつけなくなった不動産屋>
男はつらいよ。フーテンの寅さん映画の冒頭シーンみたい。寅次郎が夢をみるのです。
不動産が素材ですから、お金持ちの人たちのお話です。
新幹線で東京へ行くときに、品川駅が近づくと新幹線の車窓からタワーマンションがたくさん見えます。
自分は、タワーマンションに住みたいとは思いません。
自分が分譲マンションに住んでいたころは、住宅ローンに加えて、管理費、修繕積立金、駐車場代、固定資産税などの合計額が大きな負担でした。住宅ローンが終わっても諸経費の支払いは続きます。その点、戸建てなら駐車場代もいりません。外壁塗装はしますが、13年間に1回ぐらいの間隔と感覚で、やるもやらぬも自分たちの考え次第です。自由度が高い。
マンションは共同住宅ですから、管理費や修繕積立金等を滞納する人がいます。大規模改修では修繕積立金を原資とした改修費が不足してもめます。諸経費を払ってくれない人は、なにがなんでも払ってくれないので、諸経費を値上げして、ほかの人で負担しなければならないのかというへんな雰囲気になります。
あわせて、高い階は、鳥や空飛ぶ昆虫たちが住む世界です。(夏になると、セミがベランダに飛び込んできて、死骸だらけになったことがあります)。人間が住むのには住みにくかった。
エレベーターの利用もエレベーターが止まればたいへんです。ふだんでも、建物内での上下移動に時間がかかります。エレベーターが、絶対に安全とか完璧に大丈夫とか、そんなことはありえません。
今回のドラマは、そんな話の回でした。
なんだか、へんな新入社員がドラマに複数現れます。困り者たちです。
顧客の家族のこどもさんの言葉に助けられました。
『(タワーマンションへの引っ越しは)本当はイヤ』
歳をとってからの段差とか坂道はとてもつらいです。たいていお年寄りは転んで(ころんで)から具合が大きく悪くなります。
虚栄心は引っ込めよう。プライドのためだけに不動産を手に入れることはやめたほうがいい。家族みんなの暮らしやすさで住居を選択すべきです。
資金がないのに不動産を購入してはいけない。大きな金額です。うまくいかなければ自己破産の危険性をはらんでいます。今の家を売却できてから新しい家を購入するという順番はだいじです。お金があって、無理ではないのなら、買ってから売るという順番はありです。加えて、今も住んでいる状態ではなかなか売れません。空き家にしてからのほうが売れる確率が高いということはあると思います。
勝つとか負けるとか、自分たちとあいつらとか、そういうことが、民主主義の良くないところです。必ずふたつ以上のグループに分かれるのです。民主主義は、競争主義社会です。
『(営業マンは)どこを向いているんだ。お客さまのほうを向こう。』まあ、ドラマです。現実では、顧客のほうが、もし自分たちがここに住んだらどうなるのかを、購入前によく調べて、十分気をつけたほうがいい。
<エピソード2 1位にこだわる理由>
不動産トラブルの話です。
法律のドラマです。勉強になります。
祖父と孫が暮らしている家と土地を、別居している息子(孫の父)が売却しようとします。いろいろわけありです。
その家の所有者でも賃貸借契約者でもない人は、居住権がないのではないか。(あります)
そんな話です。
身内(親族)の問題です。
『それって、不動産屋の仕事ですか?』という声が不動産屋の社員から出ます。
『わたしの仕事のやりかたです!』別の社員が民事に介入していきます。
ドラマを観ていて思ったのは、人生は、長生きした人が勝ちではないか。最後まで生き残って、その家に住み続けることができた人が、一番の勝利者ではないのかということでした。生きている人が所有権を主張できるのです。
もうひとつは、不動産収入で暮らしている人は、不動産収入以外のことで借金がふくらむと、不動産を失います。かなりきつい思いをすることになります。
演者の演技のしかたとして、大きな声をあげて自分の意見を主張するのではなく、静かな声で、気持ちをこめながら、淡々とセリフを言ったほうが、説得力が増すような気がしました。
<エピソード3 信じられるパートナーとは>
狭小住宅(三階建ての戸建て)の売買の話です。
メリットは、安い。駅から近い。
デメリットは、狭い。狭いことで夫婦がケンカになる。売りたいけれど、狭小物件だから、買い手が見つからない。値段を下げるけれど、それでも買い手が見つからない。
さてどうしようです。
5歳児ぐらいの女の子が解決の鍵をにぎっています。
パパとママは、家が狭いことでケンカばかりしている。もうケンカはやめてです。
別居とか、離婚の話まで出てきておおごとになります。
こどもさんは、ピアノを弾きたい。
いろいろあります。
さて解決策は?
不動産屋のメンバーも含めて、みんな一生懸命です。
こどもさんがいいセリフを言います。『この家のせいで、みんながケンカになっちゃうの。本当は、パパもママも仲がいいんだよ。』(泣かせるいいセリフです)
親子の絆(きずな)を大切にしたいいドラマでした。
<エピソード4 いい部屋の定義>
信用調査に落ちた顧客の話でした。
ローンの返済ができなかった過去の履歴があります。
しかたありません。
『信用』はだいじです。
ギャンブルの借金がどうしたこうしたで、どこかで聞いたことがあるような話です。(野球選手の通訳の話)
そんな男でも見捨てない女性がいます。
男と女は理屈通りにはいきません。
どこかひとつでも尊敬できるところが相手にあれば、あとのことは目をつぶれるということはあります。
されど、どこかで線引きをしなければ共倒れになることもあります。
これは、ドラマですから修復がききましたが、現実ではそうはいきません。
無理な運びのあるお話でした。
お金のやりとりに、人情はいれないほうがいい。
解決策の手法が、『手紙』でした。
手紙は大きなトラブルになることがあるので、気をつけたほうがいい。
以前、手紙がきっかけで、複数の殺人事件につながった事件がありました。手紙ではなくて、ちゃんと会って言葉で自分の気持ちを伝えたほうがいい。それでも気持ちが伝わらないのなら、あきらめるしかありません。
<エピソード5 優しい噓>
う~む。つくってあるお話でした。
フラット35(35年固定金利ローン)の不正利用です。
虚偽申請があります。
やってはいけないことです。
不動産業界には、悪徳業者があるという設定です。ウソをついて大金を動かして手に入れて、ばれるまえに計画倒産をして逃げ切る手法があります。
顧客は相当痛い目にあいます。顧客の自己破産もありえます。
主人公は、状況設定として、風が吹いて、ほっぺたがふくらんで、本音を言い始めます。(正直なのです)
おもしろい。
人を信用しすぎてはいけない。
知り合いだからというのは、信用する根拠にはならない。むしろなにかの取引をするときは、知り合いではない人に頼んだ方が無難です。なにかあったときに、断りやすい。
うわべだけの思いやりはいらない。ルールの範囲内にいるようにする。自分側の人間を防衛する気持ちを忘れない。
ドラマに出てくるライバル会社の営業マンが、どうして、ときおり、お馬さんのようにタップ(ダンス)を踏むのだろう。(ヘンです)(その後、交通事故で亡くなった奥さんとこどもさんがらみであることがわかりました)
<エピソード6 仕事をする理由>
家賃を滞納している女優志望の若い女子の話でした。
単純にいえば、家賃を払えないのなら退去です。退去が、女優になる夢をあきらめることになるというつながりの設定です。そこに、Z世代という、必要以上に働かない若い男性社員がからんできます。
主人公が、普通なら言えない本音を言ってしまうのが、このドラマの肝(きも。重要な点)です。
胸がスーッとします。
最後はうまくまとまるというパターンです。
大家が親代わりという時代がありました。
雇い主が親代わりという時代もありました。
独身寮の寮生を、世話をする寮長のような人が親代わりという時代もありました。
あの昭和の時代はどこかへ行ってしまいました。
がんばる人は応援したい。
されど、お金がないということはつらい。
『夢』をあきらめなければならないときもあります。
夢を追うことの決心は、ドラマの中だけということもあります。現実には、あきらめたほうが、賢明なときもあります。
家賃を払えないあなたは、夢をあきらめてください。
まず、家賃を払ってから夢を追ってください。
知恵をふりしぼる。
そもそも、自分で払える家賃のところに住んでください。
仕事人間がいます。
タイパ:タイムパフォーマンス。時間と効果
コスパ:費用対効果
親ガチャ:生まれた家の環境で人生が左右される。(どこの家に生まれてきても、それなりの苦労はあります)
なんというか。効率だけが人生ではありません。
むだだと思える時間に、楽しみがあります。人生は気持ちです。
めんどうくさい作業の中に、やりがいがあります。成果が楽しみです。
効率がいい人生を送っている人を、幸せな人だとは思いません。
人間は、AI(人工知能)ロボットじゃありません。
<エピソード7 過去の自分と今の自分>
ウソをつく話です。
おとなである孫娘が、おばあちゃんにウソのカレシ、ウソの結婚話みたいなことを言います。おばあちゃんは、孫娘にタワーマンションをプレゼントしたいそうです。
さらに、不動産会社の女性社員が、出会い系サイトを利用して、男をだまして、マンションを売りつけたい話もでます。
全体的に結婚詐欺の話です。
主人公の男性は、正直不動産ですから、ウソをつくことができません。
人にだまされないための研修ビデオのようでもあります。
(案外相手をだましているようで、実は相手にだまされていたというパターンもありそうです)
不動産の契約ですから、大きなお金が動きます。
物件はローンで買えるけれど、手付金を払えないから、不動産屋に手付金分のお金を貸してもらう。(違法だそうです)
顧客から、いろいろ不正を申し込まれます。
(小さな声でもいいから、できないことは、できませんと言いましょう。断らないと、あとで深く悩むことになります。そんなふうなら買ってもらわなくていいですと言える心の余裕をもちましょう)
タワーマンションから見える景色の自慢話が出ます。
観光地などで観る展望台からの景色です。
わたしは、そういう景色は、観光地で、たまに見るだけでいいです。
まあ、つくり話ではあります。
ディーンフジオカさんの役が、恨まれ役(うらまれやく)です。ドラマには、悪役が必要です。悪役がいないと、ドラマの中身が引き締まりません(ひきしまりません)。
名言の趣旨として、『夢と人生設計は、本人のもの。たとえ血縁関係のある親族でも、本人の夢を奪うことはできない』
あたりまえのことをあたりまえにやる。(法令は人の暮らしを守るためにある)
『正直不動産は、不動産で、お客さまを不幸にするようなことはしない。』
(従業員のチョンボで(失策で(しっさくで))、500万円がパーになってしまいました)
500万円を貸した社長の言葉として、『(貸した500万円は)いらん。仕事で返せ。』(さすが社長です)
『1番はだれにも譲らない。そう約束した。(だれと?)(交通事故で亡くなった妻子とでした)』
<エピソード8 信じること>
投資用のワンルームマンションを購入する話に、だましたり、だまされたりの話がからんだ回です。
投資の罠(わな)に陥って(おちいって)、人生で転落していく。
だまされやすい人は何度もでもだまされる。
そこを、阻止しなければならないというのが、正直不動産のモットー(目標とするもの。行動指針)です。
NHKのバラエティー番組、『有吉のお金発見突撃!カネオくん』にでているそらちゃんが受験生の役で出ていました。役柄として、将来、弱きものを助ける弁護士になりたいそうです。
課長代理の藤原さんがかっこよかった。自分の顧客名簿が入ったUSBメモリを、そっと、困っている社員に渡します。
登坂不動産(とさかふどうさん)のメンバーはみんな心優しい。応援したくなります。
このドラマは、第3弾があるような気もしました。
<エピソード9 神木という男>
不動産持ち、お金持ちの人たちのお話です。
賃貸借物件のサブリース契約というものが話の素材になっています。
物件の管理を不動産会社にやってもらって、家主が手間賃を不動産会社に払う契約のようです。
貸主(家主)にとって不利だそうです。借主(不動産会社)にとって有利だそうです。家賃の値下げを家主に提案できるとか、家主から違約金をとることもできるという借主有利な借地借家法だそうです。
登坂不動産VSミネルヴァ不動産というライバル関係が、このドラマの屋台骨になっているのですが、ミネルヴァ不動産の神木さん(ディーンフジオカさん)が、悪の根源のような扱いになっています。
神木さんが悪人になった理由が、交通事故で妻子を亡くしたことという事情説明があります。
正直、よくわからない事情でした。精神的にやられて、頭がおかしくなってしまったとしか思えません。ときおりタップダンスをする理由の説明もありました。BGM(バックグラウンドミュージック)が雰囲気を高めます。
妻子の幽霊が出るという暗示の世界です。わたしは、ついていけません。そういうものがみえるはずがありません。見えたら脳みその病気です。受診した方がいい。レビー小体型認知症にありそうです。
つくり手側の心理として、苦しまぎれに幻想の世界へと逃げたという印象があります。
まあ、ドラマです。つくってある話です。
不動産の悪徳業者を退治する内容のドラマです。
正直者が悪者(わるもの)に勝つのです。勧善懲悪(かんぜんちょうあく。善事を勧め、悪事をこらしめる)です。
<エピソード10 最終話 正直不動産、誕生>
9話とこの最終は尻すぼみに感じました。息切れの内容です。
現実味のないマンガのようでした。(おおげさ。極端)
農地転用による倉庫用地としての大規模開発話(プロジェクト)があります。
そこにライバル不動産会社から妨害が入ります。
主人公の結婚話も、相手の彼女がニューヨーク支店に転勤辞令が出て、いますぐは無理になります。(おそらく続編があるのでしょう。だから、今だ、未了設定にしておく。わたしは、とらえず別居での結婚でもいいと思いました)
主人公の大事な手帳を盗む話が出てくるのですが、ふつう、だいじなものは、バックアップ(同じ内容の物をもうひとつ以上)をとっておきます。
あわせて、プロジェクトの話はもう済んだこととしてもいいような内容です。これまでは、大事な手帳でしたが、今はもう手帳は、思い出の品です。
みんな仕事人間なのねと思いましたが、家族がいる人にとっては、家族のための仕事でした。
決めゼリフとしては、『一生幸せでいたかったら、正直(しょうじき)でいろ!』です。
2024年04月02日
愛情物語 洋画 1956年(昭和31年)
愛情物語 洋画 1956年(昭和31年) 2時間2分 字幕 動画配信サービス
テレビ番組をなんとなく見ていたら、『孫に伝えたい映画』みたいな取り上げ方があって、徳光和夫さんが、こちらの、『愛情物語』を提案されて、熱っぽく中身の解説をされていました。
自分は見たことがない映画(タイトルは聞いたことがあります)だったので、観てみることにしました。あわせて、わたしなりに、『孫に伝えたい映画』を付記してみます。
男性ピアニストが出てきます。お金持ちの家の女性と恋をして結婚して、赤ちゃんが生まれますが、出産時に具合が悪くなって奥さんは亡くなってしまいます。
主人公の男性は妻を亡くしてショックです。妊娠させた自分に妻の死があると責任を感じます。生まれてきた息子に対して、おまえが生まれてきたから、最愛の妻を亡くしたと、息子に距離をおくようになります。(不思議な思考ではあります)
父親は、息子を自分の親族に預けて、演奏旅行に出て、長期間息子に会いません。
ほったからしにされた息子は成長して、小学生ぐらいになります。親子が再会しても、息子は自分をほったらかしにした父親になじめません。
そんな話が続きます。
そして、父親は、自分自身が、余命宣告を受けるような病気にかかります。
父親と息子の気持ちの修復話があります。父親の再婚話もあります。
まあ、つらい話です。
途中、第二次世界大戦がからみます。
戦争体験者の世代が見ると、胸にジーンとくるものがあると思います。
以上がおおまかな流れです。
以下、感想です。
きれいな音楽です。(ピアノ曲。ショパンのノクターン)
この映画で何度もピアノ演奏曲が流れます。いろいろな曲です。何度聴いても心地いい。(ここちいい)。
管楽器の音も心地いい。
生演奏で男女のダンスがあります。いい感じです。
風景は、ニューヨーク、エンパイアステートビルディングとセントラルパークです。
赤いパラソル(傘)とか、赤いドレスがいい感じでマッチしています。
男女に恋愛感情が生まれます。
(このあとどうなる)(いいことばかりは続きません)
ヴァイオリン、クラリネット、ピアノなどの音楽を聴きながら、物語はなめらかに流れていきます。ミュージカルのようでもあります。
結婚式という人生のハイライト(輝く時)を迎えました。
お天気が、感情を表現する映画でもあります。
雪が降る日があります。雨の日もあります。大雪の日があります。
音楽がきれいです。
クリスマスの頃、雨の日に、こどもが生まれました。(男の子で、ピーターと名づけられました)
手を尽くしましたが…… 主人公の妻が亡くなりました。
主役の男性は、頭がおかしくなったようです。『メリー・クリスマス』を連呼します。
父親は、妻が産んだあかちゃんを親族に預けて、南米へ演奏旅行に行ってしまいました。長いこと帰ってきません。再会するのは5年後、その後父親は第二次世界大戦の戦地へ行ってしまいます。
主人公は荒廃したおそらくアジアのどこかにある戦地で、自分の息子ぐらいの年齢の東洋人男の子と、戦災でボロになったピアノを連弾します。(れんだん。いっしょに弾く)。
父親は自分の息子を思い出します。後悔します。心を入れ替えることを決心します。(以前NHKの番組、『駅ピアノ ロンドン編』で観た、ダウン症の女の子と男性ミュージシャンの連弾シーンを思い出しました。そのシーンを観たときに、感動がありました)
ジャズです。東洋人の男の子もじょうずに鍵盤をたたきます。音楽は人を救う。みんな、笑顔です。音楽は、世界共通の言葉です。
帰国後、息子が父親になつきません。失意の父親です。ちゃんとめんどうをみてこなかったから、父親に息子がなついていません。
父親は強引です。見ていて、ばかだなあ、このオヤジと思ってしまいます。父親のやりかたを知らない男です。
助けてくれる女性が現れます。彼女はがんこでぶきような少年の父親に負けていません。少年のことを思って、少年の父親に激しくくってかかります。すばらしい。
あなたは、ピアニストとしては優秀ですが、人間としては、ダメ人間です。
強気な女の人がかっこいい。
男が(父親)が折れました。(それでいい)
最初に再会した時の5歳児ぐらいのピーターがとてもかわいい。
洋画『クレイマー、クレイマー』とか、『チャンプ』、『リアル・スティール』を思い出しました。どれも父親と小さなこどもとの心温まる(あたたまる)いい映画でした。
コントラバスの音がいい。ブンブンブンブン。
こどもたちの演奏もいい。
ピアノ、ドラム、クラリネット、トロンボーン、トランペット、合奏がなかなかいい。
マラカス、タンバリン、ボンゴ、ギター、ベース、ヴァイオリン、フルート、ピッコロ、聴いていて、また、ミュージカル劇を観に行きたくなりました。
音楽演奏が中心の映画です。
『平和』であることが大事(だいじ)というメッセージもあります。
父親の性格として、どうしてこの人は、人の言うことをきかないがんこ者だろうと観ていて思うことがあります。
それでも、父親をあんなにきらっていたのに、ほったらかしにされたと怒っていたのに、ピーターは父親になつくようになります。
だけど、父親は病気にかかって余命宣告を受けます。(なんの病気なのかは映画を観ていてもわかりませんでした)
自分が死んだあとのことも考えたのか、父親は息子がなついている女性にプロポーズします。されど、すんなりとは話がまとまりません。
女性『あなたの妻になります』
男性『同情はいらない』
そんなやりとりがあります。
人の暮らしにおいては、健康で、心すこやかに生活できることが一番いいことです。
ピアノの連弾で締めます。
舞台劇のようです。
<明るくいこう! 暗い気持ちのときこそ、明るくいこう!>
生きていることは、ありがたいことなんです。
さて、わたしが孫に伝えたい映画をパラパラと書き出して終わりにします。
『ブタがいた教室』、『武士の一分』、『砂の器(すなのうつわ)』、『プラダを着た悪魔』、『俺たちは天使じゃない』、『フォレスト・ガンプ』、『スウィングガールズ』、『ローマの休日』、『クールランニング』、『シックス・センス』、『幸せの黄色いハンカチ(しあわせのきいろいハンカチ)』、『カサブランカ』、『レインマン』、『素晴らしき哉(かな)、人生!』、『ひまわり』、『リアル・スティール』、『街の灯』、『マイ・フェア・レディ』、『天使のくれた時間』、『蝉(せみ)しぐれ』、『ひまわり』、『椿三十郎』、『ALWAYS 三丁目の夕日シリーズ』、『八甲田山(はっこうださん)』、『ツナグ』、『60歳のラブレター』、『二十四の瞳』、『のど自慢』、『歓喜の歌』、『幼な子われらに生まれ』、『家族はつらいよ』、『男はつらいよシリーズ』、『人魚の眠る家』、『きみはいい子』、『レナードの朝』、『ゴースト ニューヨークの幻(まぼろし)』、『ナイトミュージアムシリーズ』、『スピード』、『チャンプ』、『クレイマー、クレイマー』、『太川&蛭子(えびす)のローカル路線バス乗り継ぎの旅 台湾編 マドンナ 三船美佳』、『ゼロ・グラビティ(無重力)』、『スタンドバイミー』、『ホームアローンシリーズ』、『朝が来る』、『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?』、『トイストーリ3』、『壬生義士伝(みぶぎしでん)』、『シャイロックの子供たち』、『ぼけますから、よろしくお願いします』、『ちいさな哲学者たち』、『ロッキー』、『プライベート・ライアン』、『ジョゼと虎と魚たち』、『百円の恋』、『若おかみは小学生』、『アルキメデスの大戦』、『ヒミズ』、『異人たちとの夏』、『ニュー・シネマパラダイス』、『シンドラーのリスト』、『ダイハード』。いっぱい書いてしまいました。
テレビ番組をなんとなく見ていたら、『孫に伝えたい映画』みたいな取り上げ方があって、徳光和夫さんが、こちらの、『愛情物語』を提案されて、熱っぽく中身の解説をされていました。
自分は見たことがない映画(タイトルは聞いたことがあります)だったので、観てみることにしました。あわせて、わたしなりに、『孫に伝えたい映画』を付記してみます。
男性ピアニストが出てきます。お金持ちの家の女性と恋をして結婚して、赤ちゃんが生まれますが、出産時に具合が悪くなって奥さんは亡くなってしまいます。
主人公の男性は妻を亡くしてショックです。妊娠させた自分に妻の死があると責任を感じます。生まれてきた息子に対して、おまえが生まれてきたから、最愛の妻を亡くしたと、息子に距離をおくようになります。(不思議な思考ではあります)
父親は、息子を自分の親族に預けて、演奏旅行に出て、長期間息子に会いません。
ほったからしにされた息子は成長して、小学生ぐらいになります。親子が再会しても、息子は自分をほったらかしにした父親になじめません。
そんな話が続きます。
そして、父親は、自分自身が、余命宣告を受けるような病気にかかります。
父親と息子の気持ちの修復話があります。父親の再婚話もあります。
まあ、つらい話です。
途中、第二次世界大戦がからみます。
戦争体験者の世代が見ると、胸にジーンとくるものがあると思います。
以上がおおまかな流れです。
以下、感想です。
きれいな音楽です。(ピアノ曲。ショパンのノクターン)
この映画で何度もピアノ演奏曲が流れます。いろいろな曲です。何度聴いても心地いい。(ここちいい)。
管楽器の音も心地いい。
生演奏で男女のダンスがあります。いい感じです。
風景は、ニューヨーク、エンパイアステートビルディングとセントラルパークです。
赤いパラソル(傘)とか、赤いドレスがいい感じでマッチしています。
男女に恋愛感情が生まれます。
(このあとどうなる)(いいことばかりは続きません)
ヴァイオリン、クラリネット、ピアノなどの音楽を聴きながら、物語はなめらかに流れていきます。ミュージカルのようでもあります。
結婚式という人生のハイライト(輝く時)を迎えました。
お天気が、感情を表現する映画でもあります。
雪が降る日があります。雨の日もあります。大雪の日があります。
音楽がきれいです。
クリスマスの頃、雨の日に、こどもが生まれました。(男の子で、ピーターと名づけられました)
手を尽くしましたが…… 主人公の妻が亡くなりました。
主役の男性は、頭がおかしくなったようです。『メリー・クリスマス』を連呼します。
父親は、妻が産んだあかちゃんを親族に預けて、南米へ演奏旅行に行ってしまいました。長いこと帰ってきません。再会するのは5年後、その後父親は第二次世界大戦の戦地へ行ってしまいます。
主人公は荒廃したおそらくアジアのどこかにある戦地で、自分の息子ぐらいの年齢の東洋人男の子と、戦災でボロになったピアノを連弾します。(れんだん。いっしょに弾く)。
父親は自分の息子を思い出します。後悔します。心を入れ替えることを決心します。(以前NHKの番組、『駅ピアノ ロンドン編』で観た、ダウン症の女の子と男性ミュージシャンの連弾シーンを思い出しました。そのシーンを観たときに、感動がありました)
ジャズです。東洋人の男の子もじょうずに鍵盤をたたきます。音楽は人を救う。みんな、笑顔です。音楽は、世界共通の言葉です。
帰国後、息子が父親になつきません。失意の父親です。ちゃんとめんどうをみてこなかったから、父親に息子がなついていません。
父親は強引です。見ていて、ばかだなあ、このオヤジと思ってしまいます。父親のやりかたを知らない男です。
助けてくれる女性が現れます。彼女はがんこでぶきような少年の父親に負けていません。少年のことを思って、少年の父親に激しくくってかかります。すばらしい。
あなたは、ピアニストとしては優秀ですが、人間としては、ダメ人間です。
強気な女の人がかっこいい。
男が(父親)が折れました。(それでいい)
最初に再会した時の5歳児ぐらいのピーターがとてもかわいい。
洋画『クレイマー、クレイマー』とか、『チャンプ』、『リアル・スティール』を思い出しました。どれも父親と小さなこどもとの心温まる(あたたまる)いい映画でした。
コントラバスの音がいい。ブンブンブンブン。
こどもたちの演奏もいい。
ピアノ、ドラム、クラリネット、トロンボーン、トランペット、合奏がなかなかいい。
マラカス、タンバリン、ボンゴ、ギター、ベース、ヴァイオリン、フルート、ピッコロ、聴いていて、また、ミュージカル劇を観に行きたくなりました。
音楽演奏が中心の映画です。
『平和』であることが大事(だいじ)というメッセージもあります。
父親の性格として、どうしてこの人は、人の言うことをきかないがんこ者だろうと観ていて思うことがあります。
それでも、父親をあんなにきらっていたのに、ほったらかしにされたと怒っていたのに、ピーターは父親になつくようになります。
だけど、父親は病気にかかって余命宣告を受けます。(なんの病気なのかは映画を観ていてもわかりませんでした)
自分が死んだあとのことも考えたのか、父親は息子がなついている女性にプロポーズします。されど、すんなりとは話がまとまりません。
女性『あなたの妻になります』
男性『同情はいらない』
そんなやりとりがあります。
人の暮らしにおいては、健康で、心すこやかに生活できることが一番いいことです。
ピアノの連弾で締めます。
舞台劇のようです。
<明るくいこう! 暗い気持ちのときこそ、明るくいこう!>
生きていることは、ありがたいことなんです。
さて、わたしが孫に伝えたい映画をパラパラと書き出して終わりにします。
『ブタがいた教室』、『武士の一分』、『砂の器(すなのうつわ)』、『プラダを着た悪魔』、『俺たちは天使じゃない』、『フォレスト・ガンプ』、『スウィングガールズ』、『ローマの休日』、『クールランニング』、『シックス・センス』、『幸せの黄色いハンカチ(しあわせのきいろいハンカチ)』、『カサブランカ』、『レインマン』、『素晴らしき哉(かな)、人生!』、『ひまわり』、『リアル・スティール』、『街の灯』、『マイ・フェア・レディ』、『天使のくれた時間』、『蝉(せみ)しぐれ』、『ひまわり』、『椿三十郎』、『ALWAYS 三丁目の夕日シリーズ』、『八甲田山(はっこうださん)』、『ツナグ』、『60歳のラブレター』、『二十四の瞳』、『のど自慢』、『歓喜の歌』、『幼な子われらに生まれ』、『家族はつらいよ』、『男はつらいよシリーズ』、『人魚の眠る家』、『きみはいい子』、『レナードの朝』、『ゴースト ニューヨークの幻(まぼろし)』、『ナイトミュージアムシリーズ』、『スピード』、『チャンプ』、『クレイマー、クレイマー』、『太川&蛭子(えびす)のローカル路線バス乗り継ぎの旅 台湾編 マドンナ 三船美佳』、『ゼロ・グラビティ(無重力)』、『スタンドバイミー』、『ホームアローンシリーズ』、『朝が来る』、『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?』、『トイストーリ3』、『壬生義士伝(みぶぎしでん)』、『シャイロックの子供たち』、『ぼけますから、よろしくお願いします』、『ちいさな哲学者たち』、『ロッキー』、『プライベート・ライアン』、『ジョゼと虎と魚たち』、『百円の恋』、『若おかみは小学生』、『アルキメデスの大戦』、『ヒミズ』、『異人たちとの夏』、『ニュー・シネマパラダイス』、『シンドラーのリスト』、『ダイハード』。いっぱい書いてしまいました。