熊太郎の旅と映画と読書感想文

海浜幕張（かいひんまくはり）のホテルから見えた風景




左側の滑走路に似た直線道路がなんのためのものかわからなかったのですが、世界に誇れる近代的な風景でした。
アスファルトやコンクリートの合間にある植え込みの樹木は立派です。手入れがゆきとどいていて感心しました。
東京・千葉市内を移動してみて思ったのは、人が多くて、ひとりになることができない不自由さでした。
この地方のひとたちは、ひとりになりたいとき、どこですごすのだろう。
翌日、日曜日でしたが、東京駅発の新幹線で名古屋の職場へ出勤しました。
とにかく働いて稼いで生活しなければならないのですが、ときおり現実味がなく、映画やドラマの虚構の中の世界にいるような気分がします。  

千葉マリーンスタジアム

幕張メッセで展示を見た後、海へ向かって歩き出す。
ロックコンサートでスタジアムに集まる若い男女の列が続く。

砂浜は風が強い。細かい潮しぶきでめがねが曇る。
波は高く、なだれが押し寄せてくるようだ。
靴下を脱いで、ズボンのすそを膝まで上げて海に入っていく。強い引き潮に足の裏の砂がえぐりとられていく。気持ちがいい。波の音がゴーゴーと絶え間なく続く。何度もうーんと背伸びをしてみる。