2018年08月13日

鼻から胃カメラをのむ

鼻から胃カメラをのむ

 人間ドックでひっかかった。
 胃に異常があるらしい。
 10年前も健康診断でひっかかった。
 胃潰瘍の治療とピロリ菌の退治をした。
 
 10年前は口から胃カメラを飲んだ。
 苦しかった。検査中、検査のあと、気持ちがへこんだ。
 だから、今回は、鼻から胃カメラにした。人から聞いた。鼻から胃カメラは楽だと。

 問診を受ける。
 胃の中を洗浄するためらしき液体を紙コップ一杯飲む。
 椅子に腰かけた状態で、鼻の穴に麻酔薬を入れる。液体のような、霧のような、ゼリー状のような。軽い物質。鼻の奥から喉に垂れてくる。飲み込む。麻酔が効くまでしばし待つ。
 鼻の穴に細い管を入れて抜く。
 鼻の穴に胃カメラと同じ太さの管を入れて抜く。

 ひと呼吸置いたあと、ベッドに移動して左を下にして横たわる。
 よだれかけをする。唾液はよだれかけに流す。
 どちらの鼻の穴を希望するかと聞かれたので、「左」と返事をする。

 胃カメラが左の鼻の穴から喉へ入っていく。少しだけ違和感がある。ほんの少しだけ苦しい。
 一瞬、胃カメラが喉を通過した感じがする。それでも、ほんの一瞬だ。
 あとは、ハアハアと呼吸をしながら耐える。いつものように念仏を唱える。ほかの受検者の人たちはどうしているのかは知らない。医師と会話ができそうだが初回の体験である自分には無理。
 自分の目の前にモニターがある。メガネをとおして自分の胃の中や十二指腸の中が見えるが、ずっとは見ていられない。疲れる。画像が明瞭に表れるときもあるし、砂嵐状態とかピンボケ状態になったりもする。早く終わってほしい。感覚として8分間ぐらい。途中、楽になって、苦しいピークはすぎたと自己判断する。

 自分にとっては、ようやくという感じで胃カメラが体内から抜かれる。抜くときは短時間だ。

 終わって鼻水をふく。
 呼ばれて、モニター画像を見ながら医師の説明を聞く。食道と胃のつなぎ目付近が、逆流しやすい形状をしているそうだ。今はないが、以前は、その自覚症状があった。暴飲暴食をやめてからはその気配は消えた。
 胃の画像は素人の自分にはきれいに見えるが、医師の目では、一部炎症が発生しているらしい。それでも、たいしたことはないそうだ。とにもかくにも癌の要素がなければいい。ないそうだ。
 自分の胃の中を見て、ここに飲食物が入って行くところがイメージできる。これからも暴飲暴食は慎みたい。熱いもの辛いものも避けたい。アルコールもコーヒーも最小限でいい。もう、水だけでいい。健康で長生きしたい。


この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t130152
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい