2018年04月26日

青空と逃げる 辻村美月

青空と逃げる 辻村美月(つじむら・みづき) 中央公論新社

 「逃げる」 物語のようです。読み始めて少しして、何から逃げるのかを想像しています。

 主人公は、小学校5年生10歳本条力(ほんじょう・ちから)、すでに高知県の四万十川(しまんとがわ) 付近に母子で逃げてきています。されど、追っ手に見つかったので、36ページ付近の今は、高知駅に向かって、母子ふたりで逃げています。
 追手は東京から来ているらしい。追われる原因は、主人公の父親にあるらしい。父親は、劇団に所属する俳優、母親はその劇団の元俳優という設定です。

(つづく)

 全体で400ページぐらいのうち、200ページぐらいを読みました。
 なにかしら、遠慮しながら、本づくりの取材に応じてくれた人たちに気を使いながら書いてある気がします。だから、おもしろくありません。教科書を読むような部分があります。
 ロードムービースタイルです。四国の海沿いを移動していきます。高知県四万十川、兵庫県姫路市家島(いえしま)、大分県別府市まで来ました。

 なぜ追手は、対象者の妻を追いかけるのだろう。(妻から対象者の居所を聞くためですが、妻は夫の居所を知らない。)
 そして、妻はなぜ逃げるのだろう。逃げる必要はない。(なにか、殺人事件が勃発しているのではないか。だから、妻は逃げる。その事件に妻もからんでいる。)

 電車の中づり広告を見るよう。週刊誌記事で、有名人の不倫話、夫に浮気をされた一般人の奥さん(元女優) が、小学5年生の息子を連れて、追手から逃げている。
 血の付いた凶器について、なぜ、母は息子に聞かないのかが疑問です。

 大分県別府にも「砂湯」 があるのか。知らなかった。

(つづく)

 読み終えました。拍子抜けしました。これで、いいのだろうかという疑問が残りました。

 親に対する子の許容があります。
 読み手は、この父親を父親として認めたくはない。
 事例としては、芸能人のスキャンダルを扱うような部分があります。うわべと実際が違う。

 進行は、母が語り、次に小5の息子が語る。交互の1人称パターンです。
 
 うーむ。物足りなさが残りました。サスペンス感が足りなかった。
 
調べた言葉として、「チヌ:魚。クロダイ」、「アオサ:海藻。わかめとは違う。」、「デトックス:体内の毒を外に出す。」


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